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仕事で余計なことに無関心でいるために

回答数回答 2
有り難し有り難し 10

はじめまして。
私は動物病院に勤務する者です。

最近、院長の仕事に対する態度や、頻繁に変わる病院の診察時間(変更4回)や休診日(変更4回)、受け入れ体制(変更8回)などに不満があります。
飼い主様から戸惑いやお叱りの言葉をしょっちゅう受け、精神的に辛いです。

院長には考えがあってのことと思いますが、説明が「楽して働きたいから」、「売り上げを伸ばしたいから」、「面倒な患者は受けたくないから」、「時間がかかるのが嫌だから」など、全て自己中心的であり、「予約なしの患者は断る」、「事前に申告のない症状は診ない」と本来の「命を助ける」目的が全くうかがえず、信頼感がなくなってきています。

最近では、診察をせず、自分のデスクに1日中座って、パソコンをいじり、院内の監視カメラで監視をするだけの毎日で、診察は他の獣医師に任せ、診察のお願いをすると不機嫌な返事で嫌々動くといった感じです。

開院12年目、私自身は勤務10年目ですが昔の院長はとても意欲的で、親切な先生でしたが、最近は患者を選ぶようになってきてしましました。
このままでは信頼してくださっている飼い主様もスタッフも離れていってしまうと思い、院長に意見もしましたが、もちろん聞き入れてくれることはありません。

これ以上、気に病むのに疲れました。
不信感から、院長への態度も露骨に冷たくなってしまいます。

度重なる変更への不満や院長への不信感、飼い主からのクレームを無関心で対処するにはどうすればよいでしょうか。

辞めることも考えましたが、この仕事が好きですし、年齢的にも転職は厳しいので、自分のするべき仕事だけをして、このまま働く上での心構えなどアドバイスをいただけたらありがたいです。
よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

辞めるか割り切るかです。

リリーさん、こんにちは。

院長の不遜な態度、辛いですね。あなたがこの仕事に誇りを持っていればこそです。
院長も最初は志があったのでしょうが、お金儲けの成功に心が負けてしまったのでしょう。人間の陥りやすい生き方です。

 でも仕事の最終責任は院長にあります。私たちは助言はできますが、最終責任は院長です。その責任は院長が追わなければなりません。あなたの選択は二つ。充実した仕事をするために止めるか、仕事と割り切って続けるかです。あるいは院長に心を入れ替えてもらう行動もすることは良いこともでありますが、それで悩まないことです。

 良いスタッフが止めていくことにもなり、もしかしてスタッフ医師があらたな病院を作るかも知れません。そこに移動することを待って、仕事を続けることも良いでしょう。

 常にあなたが志を忘れなければ、あらたな道が開くはずです。院長は気にせずに自分の生き方を貫いてください。がんばって!応援します。合掌

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あなたの人生ですから

拝読させて頂きました。
そのような方のところで勤務なさっていらっしゃるのは辛いですよね。あなたのお気持ちをお察し申し上げます。

その方は動物の医師免許を持った経営者というか儲け主義のお金の亡者に成り果ててしまったのでしょうね。
その方が経営者ですから他人がどう言おうと変わらないかと思います。

あなたはあなたのこれからの人生をどう生きるかをしっかりとお考えなさって下さいね。せっかく自分が好きな仕事として選んだ道ですから、あなたがこれからどう生きていきたいかによって充分検討なさってご判断なさって下さいね。

年齢的なことがよぎるでしょうけれども、それよりもあなたが本当に望む道があるはずです、悔いないようにと心から豊かに充実した人生を選んで頂きたいです。

あなたのこれからの未来が素晴らしい出会いやご縁に恵まれて心から豊かに幸せに充実した毎日となりますようにと切にお祈り申し上げます。

どうぞ頑張ってくださいね!あなたを心から応援してますね!

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

染川智勇様
この度は、ご回答ありがとうございます。
「全ては院長の責任」、確かにそうですね。
どこかで自分が何とかしなくてはいけないのではと思い悩んでいたようです。
これからは少し肩の力を抜いて、新たな道が開けるよう模索していきます。
励ましのお言葉、とても嬉しかったです。
ありがとうございました。

Kousyo Kuuyo Azuma様
この度ははご回答ありがとうございます。
私の人生ですもんね。
この場に執着していても進みませんし、何も変わらないことも理解してます。
無駄な時を過ごすより、より豊かな人生へどうするべきかよく考えてみます。
励ましのお言葉、嬉しく思います。
ありがとうございました。

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