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自分の幸せが分からないこれからも生きて行く事が怖いです

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自分にとっての幸せがよく分かりません。

楽しいことがあっても表面では楽しい!と感じているようなのに心の奥から楽しいと感じられずもう1人の自分が楽しんでいる自分を見ている感覚になります。

いつも心の中は空っぽです。

なのに悲しくて辛いことや人から傷付けられることだけはしっかり受け取ってしまいどんどん心がボロボロになっていく気がします。

社会に出なければいけない歳にも関わらず親に頼って
周りの人を恐れて稼ぐことすら出来ない自分がとても嫌いで嫌と思ってしまう自分も辛いです。
友達にもバリバリ働いているように話しているので自分をすべて話せる人はいません。1日外に出ると嫌な気持ちや悲しい気持ちを吸収してしまうのか次の日は引きこもってしまうので周りに付いている理想の自分になるのは遠い未来のようです。ですがこのまま嘘をついているダメな自分は嫌で変えたいのですが
自分が本当に求めていることがこれから先見いだるのか、、悩むばかりで行動する勇気もない自分が情けなく。正直消えてしまいたいと思います。

先日、野良猫が私の目の前でひかれてなくなりました。私は気が動転してしまい何もできませんてした。

猫はきっとあと10年は生きれたはず、ただ一生懸命生きていた猫が私の前でひかれ、私は死にたい消えたいと思っていることにとても申し訳なくなりました。

それと同時に、ただ着飾る事しか出来ず、目の前にある命を助けることもできない無力さに悲しくなりました。

これからどうしたら強く生きていくことが出来るのでしょか。傷付くのが怖いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

幸せはいつも悩みと共に

幼稚園くらいの子たちが、お砂場でよく作って遊ぶものといえば
「お山」ですね。
誰より高い山を作ろうとするA君は、周りに見てもらいたい一心ですので
とにかくはやく高く作ろうとする。

固くてしっかりした山を作ろうとするB君は、一度作った山を上からつぶして固めていきながら、あせらずじっくり高くしていきます。

A君の山はとても高くて見栄えはいいけど、ふわふわしていて
誰かに踏まれたら大変。壊れやすいので
壊れないように、壊されないようにと周りを警戒し続けています。

B君の山は、あまり目立たないけど、芯がしっかりして崩れないので
安心してそれじゃトンネル作ろうか、坂道作ろうかと次のことを考えていて楽しそうです。

A君のところにはわっと人が集まる。しばらくするとみんなまたいなくなる。でも次また何かで遊んでわっと人を集めて今度は集合写真を撮ったりする。そしてまた解散。
B君のところにはそんなに大勢集まらないけれど、明らかに遠巻きに見ている子たちがちょっとずつ寄ってきて「手伝いたい」「いいよ」「こうしていい?」「うん」と何かが始まって、こりゃ日が暮れるまでは帰る気ないなという雰囲気になっている。

どちらもすばらしい「遊び」なのです。それに
これは生き方にも通じるところがあると私は思います。
それでwaraoさんはどのような生き方を目指されますか。
全体としてはどちらもなくては困るのです。
それよりもwaraoさんが何を求めてらっしゃるのか、どのような山を作って生きていきたいかはとてもたいせつな問いであると思います。

私の実感としては、心の奥から楽しいと思えることというのは、B君のお山のように、とにかく時間がかかるものばかり。
それでも私たちの年代は、なるべくすぐに楽しめるもの、成果の見えるものが欲しくて、心の中がちょっとしか埋まっていかないことには目を伏せたくなる、ことが多いのかもしれません。それはそれでもいいのでしょう。
Waraoさんはいかがですか?

『自分にとっての幸せがよく分かりません。』
『自分が求めていることが見いだせるのか、悩むばかりで』

きっと幸せはいつも悩みと共にありますから
できればそう信じて、急かされることなく
悩みと程々に手を繋いで確かな芯のある山を築いていっていただきたいです。

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有り難し
おきもち

吉井浩文
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