hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

トラブルと後悔ばかりの自分

回答数回答 2
有り難し有り難し 8

就職して三年になろうとしていますが、いまだに失敗・トラブルが絶えません。もちろん自分なりに反省対策はしているのですが、どうにも繰り返してしまい、最近では周りの目が冷たくなっていることを感じています。

失敗や冷たい視線は自分の努力不足と、これまでの積み重ねですから、それを受け止めるべきなのでしょうが、正直受け止められる自信も無いですし、もう限界を感じています。

このまま過ごしていても、何の力にもなれないどころか、足手まといの状況だと、いっそ辞職までは言いませんが部署変えを考えましたが、そうやって逃げても、同じことの繰り返しになりそうで踏み出す勇気もありません。

趣味に没頭しても一時的に気を紛らわし事ができても、すぐに現実に戻されてしまいます。

いったいどうすれば現状を受け止める事ができるのでしょうか?どんなことが起きても平常心で向かえられる心が欲しいです。
どうか教えをください。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仕事上の悩みを共有化しましょう。

こんばんは。亀山純史と申します。
ノリさん、会社という組織があって、その中で仕事をする、ということは、誰一人として、自分だけでその会社が求める業績を生産させることが出来ないからですよね。だから、仕事をみんなで分け合っているわけです。でも、100人が100人とも、その仕事が自分には最適だ、と思っているか、と言えば、そうではないでしょう。一人では出来ない、そして、みんなが適材適所で働いているわけではないからこそ、そこにチームワークが必要になってくるのです。チームワークが上手くいくためのカギは、コミュニケーションです。自分の気持ち(仕事上の悩み)を上司や同僚と共有してもらう(知ってもらう)ことです。(私が若い頃は、よく“飲ミュニケーション”が大事だと言ったものですが、今の若い人は、そうでもないのかな?)
さて、仕事をしだして3年という月日は、まだまだ、仕事を完璧にこなせる時間の長さではないでしょう。私は普段、高校の教員をしていますが、若い頃に年輩の先生から、「5年同じ学校に勤めて、やっと、その学校が自分の学校、という気持ちになるものだ。」と言われたことがありました。3年という期間は、まだまだ、学び取る期間です。
また、「自分に自信がない。」なんて思わなくても大丈夫です。人と比べるから、自信がなくなるのです。失敗しても、それに対して反省をし、その対策を考えていること自体、誇りにして良い姿勢です。
以上、思いつくままに回答させていただきました。少しでも、ヒントになることがあれば、と思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧...
このお坊さんを応援する

拝読させて頂きました。
人生色々あって成長していくものです。焦りは禁物です。
今あなたは沢山仕事なさりながら経験を積んでいるのですから失敗ばかりで当たり前なんだと割り切りましょう。
必ずやそのトンネルを抜けていく時が参ります。
辛いことや苦しいことや負けそうになることがあるでしょうけれどもそれがあなたの糧になってきますからね。
焦らずじっくりと腰を据えて前向きな姿勢で頑張って下さいね!
大丈夫ですからねー!

{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ