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浮気と男遊びがやめられません、喝を入れてください。

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有り難し有り難し 54

大学生の女です。私には付き合って3年になる彼氏がいます。以前から彼氏との肉体関係に満足かいかず、1年ほど前から誘われても拒否することが増えていました。そのうち、セフレを何人も作り始めるようになりました。

数ヶ月前にはとうとう1人のセフレに本気になってしまいました。肉体関係を持って数日後にに相手には彼女ができました。現在は1番仲が良い時期らしく、毎日連絡を取っていたにもかかわらずどんどん連絡の回数が減ってきました。でも会おう、と言われると嬉しく会ってしまいますし、会う予定がないことを寂しく思います。セフレだとわかってはいますが、俺たち付き合えたらよかったのにね、等言われると少しばかり望みがあるのではないか、と自分に彼氏がいるのにもかかわらず思ってしまいます。
またこのような状況を紛らわすため、別のセフレと会い関係を持ってしまうこともあります。

彼氏と会っているときはとても楽しいのに、別れたいわけではないのに、本気になってしまったセフレからの連絡を待ちわび、彼女との仲の良さを知ってしまっては落ち込む。にもかかわらず別の男とも関係を持つ。

このような自分勝手な自分の行動が彼氏を傷つけているのはわかっているのに全てをやめられません。

文章がまとまらず大変申し訳ありませんが、
私に喝を入れてください。
よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

食べすぎたらデブる。寂しさのままにセックスしたら荒む。

女性は、男性と比べるとセックスそのものを目的にするのではなく、セックスによって得られる安心感を目的としているように思えます。
食べ、性交し、寝るというのが生きるために必要な、正常な生命体の本能です。
しかし、その本能に「執着」が生まれたとたん、それは煩悩に変わるんですね。なんでもそうです。本能は快楽を伴いますから、うまいものばかり食べたい、セックスばかりしていたい、むかついたら殴りたい・・・と生きるために必要な本能にいきすぎた執着が生まれます。

男性より女性のほうが本能には忠実だと思います。女性は情愛にあふれていますし、素直です。
しかし、こと「快楽への執着」に関しては、完全に男のほうがひどい。暴飲暴食も男のほうが多いですし、世の性風俗店はほとんどが男性向けです。男のほうが執着が強いんです。

そういった意味で、ぼくは男が不特定多数の女性と同時に関係を持つのは、好ましく思いません。男はただただ快楽の執着によって女性と性交しますから。これはなかなか治りません。

しかし、あなたも含め、女性の多くが不特定多数の男性と関係を持つのは「さみしいから。」肉体関係がうまくいかなくても楽しく過ごせるなんて、男には真似できません。笑
あなたは、セックスそのものより、相手の男性の人間性を心の奥では求めているんです。
さみしさは、女性特有の本能です。

そのさみしさの根源は「自信のなさ。」常に誰かに相手にされないと、誰にも好かれていないと勘違いしてしまう不安感です。

さみしさはセックスで埋めることができますが、一時的なもの。
腹が減るままに食べて飲んでいたらデブになるし、身体にも悪いように、さみしさのままにセックスをすれば、心が荒んでいきます。一瞬の安心感と満足感は、その後一人になった時のさみしさをより一層辛いものにします。
あなたがこれからすべきは、まずひとつ「さみしさに慣れること」
あなたはいま「さみしさ」に憑りつかれていますから。一人でいる時間を楽しめるように訓練しましょう。ダイエットのように、努力しなければ心も改善しません。
そして、心が美しくなれば、あなたも自信がついて、さみしさもなくなってきます。
そのころには、きっとあなたは一人の男性と健全に愛し合うことができているのではないでしょうか。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

不悪口院 恵成様
この度はご回答ありがとうございました。
一言一言が胸に突き刺さりました。
寂しさを紛らわしたくて関係を持ち、
関係を持ってはまた寂しさにとりつかれる、
おっしゃってくださった通りです。
「さみしさ」に慣れるため、努力していきたいと思います。ありがとうございました。

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