hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

家族の問題が多すぎて挫けそうです。

回答数回答 1
有り難し有り難し 18

いつもお世話になっております。

私の家庭は、父の暴力モラハラ、母親の過干渉が酷いです。

また、父が会社を経営しています。

DVにモラハラ、過干渉を受けながらも頑張ってきました。
しかし、最近また別の問題が発生しました。

弟についてです。

弟は今、一人暮らしをしています。

長期休みに入っても、帰ってくることが少なくなりました。
当然そのことについて親がキレ、こちらからも弟に連絡をして渋々帰ってくるということが常です。

今回もそうで、連絡をしましたが、帰ってこられない理由がとても不自然だったため、いけないとは思いつつ、SNSで弟のアカウントをこっそり見てしまいました。

すると、現在、彼女を家に居候させていることが分かりました。
いくら親に自由が縛られているとはいえ、それはあまりに酷いと思いました。

さらに、読み続けていると、弟が自分の生まれ持った性について、疑問を抱いていることが書かれていました。

色々なことが重なって、驚きでいっぱいになりました。

彼女の件は何をしているんだという憤り、後者については大きな困惑と戸惑いを覚えました。

私が勝手に見ただけなので、何か行動をするつもりはありません。
弟にもプライバシーがあります。

人に言うつもりもありませんが、自分で気持ちが処理できません。
親になんて絶対に相談もできません。
だからこそ弟も苦しんでいるのだと思います。

心の中で応援したいという気持ちもありますが、それよりもこれが家族にバレてしまった時に、どんな修羅場が訪れるのだろう、という怖さの方が勝ってしまいます。
私は最低な人間だと、思い知らされました。

どうにか円満に、この秘密は一生そのままにしてほしいという気持ちが強いです。
しかし、私が簡単に見つけられてしまったということは、他の人もこのことを知る可能性があるということもあり、ビクビクしてしまいます。

人が亡くなる度になんで父親ではないんだろうと考えてしまい、なんて親不孝なんだと思って生きてきました。

そこにこの弟の問題。

もうなにもかも嫌になりました。
弟に対しても、何よりも、どうか何も問題を起こさないでくれと思う自分が、嫌で仕方ありません。

こんなふうに思ってしまう私は最低なのでしょうか。
私は、どう生きればいいのでしょうか。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたはあなたで両親でも弟くんでもないからあなたを生きる

人は誰でも一人で生まれてきました。
どんなに親しい家族であっても呼吸の数、髪の毛の数、視力、聴力、鼻毛の数、鼻の穴の数とて違います。(鼻の穴の数は同じだと思うぞ)
家族・家庭という所では基本的にSNSでアウトなことを言っても大丈夫な所です。
だからこそ、酷い言葉も飛び交います。
酷い扱いもありましょう。
私は精神的な出家を進めております。
頭を丸めろとかではなく、夫婦であっても親子であっても兄弟姉妹であっても、それぞれがそれぞれを生きることを根本としておくということです。ちなみに我が家の朝食は私ゴハン、ワイフパン、息子ハンバーグ&ワッフル、娘AおにぎりORアンパン、娘B玉子ニラ納豆だったりするのが基本です。
それぞれ別々でいいのです。
相手に合わせなくちゃとか、変に気遣ってしまうところがあると思います。
むしろ、その気遣う気持ちや自分自身も過干渉な気持に苦しむのが家族なのです。
だからこそ、上記の道理をよくよく弁えてそれぞれがそれぞれの人生を歩むべく「程よい距離感」を大事にされることです。
酷い言葉が飛び交っても、あまり正面から受け止めないことです。
人というのは、相手がどのように受け止めるかなど考えずに発言するものです。
ご両親や弟さんの言葉に対して「過剰に反応してしまう自分」に焦点を当ててみましょう。
その言葉がその言葉として発せられたときは、その言葉を誰のものでもないままに聞いてみることです。外の事、人のコトでも過剰に自分のコトにし過ぎると苦しくなります。
仲良くできない時にはできないものです。
そういう時期は無理に仲良くしないことです。
どの家庭でも十年、二十年くらい口を利かないということはあるもんです。(長くねぇか)
よって、自分のルールを無くして考えましょう。
家族のルールにも縛られない。
反発もしない。
それぞれがそれぞれの「独自性」を肯定しあう。
親や相手がそうしてくれなくても自分は相手の独自性を尊重する。
そうすればだれも傷つけることもありません。
あなたはあなたで好きなように生きてよいのです。合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

質問者からのお礼

回答ありがとうございます。

回答のご家庭のお話を拝見して、羨ましいと思ってしまいました。
正直、嫉妬をしてしまいました。

こういうところを治さないといけないと分かりつつ、難しいな、考えています。

こんな私に精神的な出家ができるか分かりませんが、少しずつやっていけたら、とは思っています。
いつもそれでダメでここの戸を開くのですが…。

また、辛くなったら伺いたいと思います。
ありがとうございます。

まだ、決心も覚悟もつきません。
迷って迷って、頭の中がそればかりで何にも集中出来ません。

いろんな人のお言葉を聞きたいので、よろしければよろしくお願いします。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ