亡くなった方へできること。
回答 2
有り難し 26最近、妹のように思っていた友人が亡くなりました。
亡くなった方へ、現世で生きている我々ができることはあるのでしょうか？
葬式も供養も墓標も戒名も、残された我々が自身を慰めるために行う儀式なのでしょうか？
私は魂は存在すると信じていますが、
その亡くなった方の魂に対して我々ができうることはあるのでしょうか？
これも私自身の慰めだと解ってて、ご質問いたします。
彼女は健気でいじらしく、とても可愛らしい女性です。寂しさとともに後悔もあり、切なくなり未だに涙してしまいます。
お坊さんからの回答 2件
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彼女のために出来ること
大切な方が亡くなられたこと心よりお悔やみ申し上げ、ご冥福を祈らせていただきます。南無阿弥陀仏 ご質問の彼女のためにあなたが出来る事ですが、私はお通夜・ご葬儀でこのようにお伝え致しております。「本日は皆さんが亡くなられた方に対して多くの思い出を噛みしめられ、多くの想いを亡くなられた方にお伝えてくださいました。この方は皆さんのその想いを受け止められ噛みしめられ、その思い出を共に振り返られておられます。そのことは故人の人生が皆様にその思い出と共に託され、受け継がれるという作法です。皆さんが故人の人生を受け継いでくださるから安心して旅立てます。そのことを故人に替わり御礼も申し上げますと。また人と人を結ぶ絆とはなんですか、それはお互いに相手の幸せを願う想いが心と心を繋いでおります。故人はこの人生の続きをあなたに託して（あなたの人生に活かしてくださることを願い）、仏さまの世界に旅立ちます。あなたがその大切なる人のこれからの幸せを願い続けるように、その方もあなたの幸せを願い続けてくださいます。だからこれからもこの方とあなたの心は絆の糸で繋がっております、繫がっている心と心だからあなたの想いは、言葉は大切なその方にこれからも届いております。心と心が繋がっていればこそ、その糸をたどり千の風となって仏さまと共にあなたのところに来てくださり見守ってくださています」とお話しさせていただいております。受け継がれたその方の人生をあなたがこれからどう生きられるか。その方への想いが今もしっかりと届いておられることを踏まえ、自分なりに見守られながら一緒に生きていただければと思います。
その方のために
拝読させて頂きました。あなたはその方が亡くなられて大変さみしく悲しい思いをなさっておられるのですね。
あなたのお気持ちを心からお察し申し上げます。
その方が仏様のお導きを受けて仏様の元に生まれて、一切の苦しみから救われて心から安らかになられますようにと切に仏様にお願いしてお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたもその方が必ず仏様に導かれて心から安らかになられますようにと仏様にお願いなさり、その方を真心込めて手を合わせてご供養なさって下さいね。
仏様は必ずその方を正しくお導きなさって下さり、その方は49日の旅を経て仏様の元に生まれて、心から安心なさり親しい方々との再会なさるでしょう。そして心円満にご成仏なさっていかれるでしょう。
そしてこれからもあなたや沢山の親しい方々を優しくお見守りなさって下さいます。
お葬式は亡くなられた方がこの世を離れて旅立たれるものです。お戒名もお位牌も墓標もその方が仏様に導かれていかれる為その方を真心込めてご供養する為のものです。側面では残された方々のその方への思いを込めるものでもあります。
葬儀は私達がはるか昔から伝えられてきたご縁ある方を真心込めてお送りする形であり習慣であり文化です。
私達は様々なつながりの中で生きています。そして必ず親しい方々も自分も亡くなる時が参ります。
どうぞこれからもあなたのお気持ちを込めてその方をご供養なさって下さいね。
あなたのそのお気持ちは必ずやその方に伝わります。
あなたとその方とのご縁はこれからもずっと続いていきます。
あなたがその天寿全うなさる時には必ず仏様があなたをお導きなさって下さり、あなたはその方と再会なさることになり喜びあうでしょうからね。
どうぞこれからも合間合間にその方を思い手を合わせてご供養なさって下さいね。
質問者からのお礼
ご回答、ありがとうございます。
私は、彼女に言いたいこと、伝えたいことがたくさんあります。
この先の私の人生でも彼女と縁があるように感じます。
宗派は違いますが、うちに仏壇があります。
私は、彼女の幸せを祈ります。
彼女がどこに行っても、生まれ変わっても幸せになりますように。
彼女を守り、助け、救ってくださるように、
彼女が大好きだった方々が心穏やかに暮らし過ごされるように祈ります。
彼女の冥福を祈って下さり、
私のためにご返答いたただき、まことにありがとうございます。
