回答 2
有り難し 5父の一周忌が数ヶ月後にあります。
そのことで悩んでいます。
父の相続で兄弟の強欲に振り回され深く傷付きました。もう二度と兄弟と関わりたくないと強く思っています。
そんな家庭なので一周忌に来てくれる親戚もいません。
当日はお寺でお経をあげていただいて、スーパーでお惣菜を買い、それを実家で食べて解散です。
父のことを思えば少しの時間我慢をして頑張らないとと思うのですが…考えるだけで苦しく、どうしてもどうしても行く気になれません。
一周忌に行かないことは非常識だとも言われました。
家で手を合わせたりお墓参りだけでは供養になりませんか？
自分の気持ちは置いておいて、なんとしても一周忌に行くべきでしょうか？
この先も法事に参加しないと父が悲しみますか？
教えていただけると有り難いです。
よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
三男坊 様 相談ありがとうございます。
ご先祖の供養については、ご自身で納得される方法で構いません。
信仰を失わなければ大丈夫です。
お父様のお葬式をされた宗教宗派は分かりませんが、
同じ宗教宗派の別のお寺で他の親族とは別に供養をしてもらう方法もあります。
ご自宅に来ていただいて、個人的にお経をあげていただくという方法もありますので、ご自分なりの納得のいく、お父様への供養をしてあげてください。
位牌だって自分の家ように作っても構わないのですから。
安心して、供養をしてあげてください。
お父様は、きっと喜びます。
相続でもめたのですね。もめた親族と無理に近づく必要はありません。
恨みを持つのもわかりますが、持っていると自分が苦しいのが続くと思いますので、出来るだけ癒やされる何かで心を落ち着かせてください。
おそらく、相続での損得より、本当はみんなが納得することをあなたは望んでいたと思うし、あなたがご両親に尽くしてきたことを、認めて欲しかったし、理解してほしかったのだと思います。それをわかろうとしない、心ない、方々とは距離を取るべきだと思いますし、あなたは悪くないし、あなたは自分を責める必要はありません。
今は怨みや辛い思いがまさって、悲しさや悔しさみたいな感情が覆っているかもしれませんが、癒されて心を落ち着かせることを繰り返すことで、だんだんと、あなたの中に本来ある思いやりや優しさが自分の為になり、生きる糧となっていくと思います。このことを心に留めて、自分が正しいと思い、今はしっかりと目の前のことをこなしてください。きっとお父様はそれを喜び、見守ってくれると思います。
参考にしてください。
追伸：お礼メッセージありがとうございました。私でよければ、またどうぞ辛い時は、遠慮なくご相談ください。この他のご縁に感謝申し上げます。合掌礼
拝読させて頂きました。
あなたのそのお気持ちとてもわかる様に感じます。あなたのその辛いお気持ち心よりお察しします。
私はいつもお葬式の最後に話します。「お亡くなりになられた方がいつも皆さんをお見守りなさっていて下さいます。お亡くなりになられた方が悲しまれるのは皆さんが欲張り争いを起こすことです。皆さんはお互いを尊重いし合いいたわり合い、思いやりながら共に助け合って下さい。そして皆さんでお寺にお参り下さり、お亡くなりになられた方に清らかなお気持ちでご供養なさって下さい。いつも皆さんのことを片時も忘れることなく見ていらっしゃるのでからね。」とお話しします。
しかし一部の方々はその強欲さで争いをはじめ他者から奪い合います。それは悪です、貪りと怒りと愚かさにむしばまれた罪悪です。その様な行いをする方々のことを仏様も神様もご先祖様も大変悲しまれるのです。そしてその様な悪業をする方々から人は離れて心は離れていくのです。そして孤独におちいっていくのです。
つまり悪業をなせば直ぐに報いを受け続けていくのです。自らの強欲や悪業によって自らをおとしめていくのです。その様なことをした方々はお亡くなりになる時に深く深く後悔なさるのです。自らが奪い取ったことが本当に愚かだったことに気づかされることになり、そしていずれ誰かに奪われることになるのを知ることになります。
私個人的にはその様ないさかいがあって感情的に奪い取った方々にお会いできないならばわざわざご法要をなさらなくてもいいのではないかと思います。お墓参りなさるのでも宜しいでしょうし、心を込めて安らかにと願いご供養なさることでも宜しいと思います。
できましたら菩提寺様によくよく経緯をご説明なさってみてご意見を伺ってみてはいかがでしょうか？
いつでもどこでもどんな状況の中にあってもお父様やご先祖様はあなたや皆さんをお見守りなさっていて下さいますからね。
あなたがこれからもお父様やご先祖様とのご縁を大切になさり毎日を心穏やかに健やかにお過ごしなさって下さいます様に、本当に心から豊かに幸せに生き抜いていかれます様に切にお父様やご先祖様に祈っております。
そしてその様な悪業をしている方々が自らの愚かさや罪悪に気がつき、心から反省し懺悔なさり、傷つけた方々や被害を与えた方々に心から謝罪し、罪悪をやめる様に切にお父様ご先祖様に祈ります。
ありがとうございました
読みながら心に寄り添ってもらえているようで気持ちがふわっと軽くなり涙が出ました
気持ちに明るさが戻ったような感覚がします
一周忌までに何度も読み返してどうするか決めたいと思います
暖かいお言葉をいただき感謝しています
本当にありがとうございました。
