やる気が起きません
どうしてもやる気が起きません。
やらないといけないことは山積みで明確になっているはずなのに体も気持ちも動かず、ただ時間だけを過ごしている日常が続いています。
仕事でも家事でも…障害をもつ子供達にも感情のアップダウンが激しくなって怒鳴り散らしてしまったりしてしまいます。
特に仕事では決められた最低限の仕事すら手につかず、ただなんとか出社しているだけです。
対お客様のお仕事なので、ご対応は山ほどあるのにお客様へのアクセスも出来ず、あまりの動けなさに自分が情けなくなるのです。
辞めてしまいたいと思いながらも、大病をした経験や家庭環境上辞めることもできずにいます。
自分自身でスイッチを入れなければならないことも十分にわかっていますが、出来ずにいます。
本当に生きている意味すらわからないなるほど何に対しても積極的に動けないのです。
部下を指導する立場なのに上席がその姿勢を見せられないことも情けなく、今までどのように仕事に取り組んでいたかすら見失っています。
どうにかして立ち上がらなければと思えば思うほどしんどいことを避け、心も体もミュート状態になる自分にイラつき、そのイライラは他人を批判することにも繋がり最悪です。
やる気スイッチというものがあれば押してしまいたいほどに…
何も出来ない自分も褒めることなど出来ず、しんどくなるほど追い込んでないのに体の辛さもあちらこちらに…
もうどうして立ち上がればいいのかわかりません。
何か少しでもきっかけや気付きなどでもご教授いただきたくご相談いたしました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お願いですから、御自身の心身を休ませてあげて下さい。
『自分自身でスイッチを入れなければならないことも十分にわかっていますが』…いいえ、逆に「とにかく一度、あなた御自身のスイッチを切らなければならない」と思います。
お疲れですね…ヘトヘトに…ドロドロに。そのお疲れを御自身の気力で何とかしようと思い込んでいらっしゃいませんか。
とにかくここは思い切って休み取りましょう。「そんなことしたら、家族が、子供が、会社が、部下が困る」とお感じかも知れませんが、あなたが休まないことで更に心身面のお具合が悪化されたら、それこそ周囲の皆が困ることになります。
『体も気持ちも動かず、ただ時間だけを過ごしている日常』…を一刻も早く脱却すべきです。
その為に周囲の協力、助力、いや援助を求めましょう。そしてその為にはあなたが決して怠け心で助けを求めているのではないということを証明しましょう。その為にはお医者さんにいき、病状を告げましょう。お身体の診断をしてもらいましょう。
最近よく言われる『睡眠負債』なんて、ただの睡眠不足とは違うようです。知らぬ間にどんどんと身体を蝕んでいくようです。
会社にもあなたの心身の状況をきちんと報告して、有休を取りましょう。
それは決して「逃げ」ではありません。会社のためであり、又あなたの大切な御家族のためであり、結局あなたご自身の為なのです。
無理をしたら身体も心も壊れます…皆が生身の人間なのですから。
とにかく、「御自身にとっての義務」と考えて精一杯休みを取りましょう。心身休ませましょう。
そして、また以前のようにバリバリ仕事しましょう…その為に休んでください。
仏様がお慈悲の御心で、あなたをご心配くださっておられます。