卒論を書けなくなってしまいました
やっと就活が終わりました。
応援してくださった皆様には、深く感謝しております。
本当にありがとうございました。
就活も終わって早々に、卒業論文と教育実習が迫っています。
今、特に卒論について悩んでいます。
就活に気を取られ、よく調べずテーマを決めてしまったせいで、卒論を書けなくなってしまいました。1度目の締め切りも迫るのに、やるのが苦痛で取り掛かれません。今まで、締切が近いのに取り掛かれもしなかった経験はあまりなく、自分の情けなさに涙が出ます。
頑張れない。できてないくせに、ストレスで体に影響が出てきて、それも許せなくてイライラして自傷してしまいます。おそらく、自分のプライドをうまくコントロールできていなくて、劣等感を取り返したい思いが暴走しているのかな、と思います。
場所を変えようと試みるのですが、家だと集中できず、でも、カフェや図書館だと人目が気になって、駄々っ子のような状態です…
教育実習も、なければ卒論と遊びに集中できたのに…と、友達が羨ましく感じています。いい機会のはず、と思いますが…。
私はどうしたら、卒論に集中できますか。
これだけ必死に得た内定をなくすのでは、実は単位が足りてないのではないか、と不安が抑えきれません。就活を通じて、不安と戦うやり方を学びましたが、卒論は別ベクトルの不安が毎日襲ってきます。
何か少しでも、お声をいただけましたら、とてもありがたく思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
一度に一つずつ
生きることは単純作業の連続です。
仏教では特に厳密に、一瞬ごとに一つずつのことしかやっていないと言います。ながらであれもこれも同時にやっているように見えても、車の運転などで同時にいろいろ判断しているように見えても、本当は一瞬ごとに、これ、これ、これ、と連続してやっているのです、と言います。
あなたの場合は、やらなければならないことは、卒論と教育実習の二つだけです。しかもどうせ同時進行でできません。まず卒論の第一回発表をして、それから教育実習をして、それから卒論本番、でしょうか。
卒論の第一回で、今後への問題もはっきりするので、テーマ変更も含めて柔軟に広く浅く全体構造を作って、ダメそうならアドバイスを受ければよいでしょう。
就活がうまく行ったなら、卒業後の進路は教職ではないでしょうから、教育実習はルーティン作業でいいでしょう。「私が」うまくやろう、などと余計な意識をせず、「授業が、」うまく進めばいい、と、自意識を減らしてください。
それが済んだら、いよいよ卒論本番です。これも、ほどほどの内容が出来上がることが目的です。「私が」良い論文を書かなくちゃ、などと自意識を増やすのは逆効果です。
淡々と、なされるべき仕事を一つずつ、こなしてください。80%で十分です。「私が」完璧を目指すと、「私が」苦しくなるだけです。「仕事が」終わればそれでいいのです。
仕事の合間に、遊んで寝て、残り少ない学生生活を満喫してください。
質問者からのお礼
藤本晃(慈照)さま
お返事が遅くなり、申し訳ございません。
一つずつ・自意識を減らす、というアドバイスで頭がスッキリし、思ったよりスムーズに実習に潜りこめています。
うまくできない方であったり、嫌な人がいたりもしますが、「シンプルに考えてルーティンをこなす」ことで雑念を捨てて取り組んでいきます。
本当にありがとうございました。