無知なもので教えてください。
初めて質問いたします。
この度真宗大谷派の副住職さんに結婚してほしいと言われ今年の秋頃結婚する予定です。 その中で幾つか疑問があったので教えていただきたいです。
①この度祖母が亡くなりました。浄土真宗では喪中等は気にしないため向こうのお母様も気にせず式を挙げて良いと申しております。 私の家は曹洞宗でありますが喪中ということで延期したほうが良いのでしょうか、、。
②私の家は曹洞宗ですがいずれ私が仏様を守っていくことになった時、宗派はどうするのが良いのでしょうか。
③副住職の妻になることでどのような覚悟を持てば良いでしょうか、、
アドバイスいただければ幸いです*
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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あなたのご結婚は真宗寺院の若坊守さんになることでもあります
あなたが真宗大谷派寺院の副住職とご結婚なさるということは、お寺の若坊守さんになるということでもあるわけです。だから、浄土真宗の教えを学び、それを信じて、そしてそれを他者に伝える役割を担われるわけです。
いま疑問に思っておられる①は、浄土真宗の常識ですが、世間の常識と異なるかもしれません。なぜ気にする必要がないのか、副住職さんに尋ねてみてください。たぶん納得がいくように説明してくださるはずです。
②は、あなたがこの世に生を受けなければ、副住職さまと出会うこともなかったわけです。したがって浄土真宗に出会うこともなかったわけです。あなた個人の信仰とは別のところで、大切になさっては如何でしょう。
③についてはすでに冒頭に述べたことと同じです。
上記は、このように思い込め、ということではなく、少しずつ長い時間をかけてそうなっていただきたいということです。よいお寺の奥さん(坊守さん)になってください。
副住職に従いなさい
①忌明けを待ってしたいところですが、忌中に執り行われる場合はあなたの幸せを追善供養の供物と思いご回向なさればよろしい。
②浄土真宗は先祖の供養は不要または私たちは供養できるほどの者ではない、という考え方がありますのでご実家のご先祖供養は曹洞宗のお寺さんに永代供養をお願いすれば安心です。
③浄土真宗では先祖は西方浄土に往生しているの考えから先祖供養はいたしません。従って永代経とは先祖を永代に供養するのではなく、真宗の教えが永代に広まるように、という意味です。
曹洞宗とは教えがかなり違いますから戸惑うかも知れませんが、浄土真宗に嫁いたご縁を大切にし、素直に副住職に従ってよく勉強をしていただくことが肝要かと思います。