hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

お坊さんお勧めの修業

回答数回答 2
有り難し有り難し 13

初めまして。
私はだらしがなく、ずぼらで無気力な性格です。
自分に少しでも自信を持ちたいと思っているのですが、お坊さんお勧めの、日常生活で可能な修行を教えていただきたいです。

宜しくお願いします。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「ありがとう」と「ごめんなさい」

だらしがなくずぼらで無気力なご自身を変えたいと考えているのですね。自分に自信を持ちたいのですね。

さて、どのような面でだらしがなくずぼらで無気力なのかはわかりませんが、私としてオススメするのは他者と関わることです。

「ありがとう」と「ごめんなさい」はその具体相としての実践項目です。

だらしがなくずぼらで無気力な自分がその自分のままに自分を変えようとしても難しいです。

なので例えば親などの同居人、仕事の上司や同僚、周りにいてくれる友人などに「私はだらしがなくずぼらで無気力なところがあるので折を見て注意してほしい」と頭をさげてお願いしましょう。

そして注意されたら「ごめんなさい」、教えてもらえたら「ありがとう」。

なんだそんなこと?と思うかもしれませんが、これが本当に難しい「修行」だと思います。

なぜなら人間はその「だらしがなくずぼらで無気力」な自分すら、なかなか捨てたもんじゃないと自己養護する心が必ずあるからです。
他人に頭をさげることは耐えがたく、恥ずかしく、感謝を伝える事も面白くない、そんな心が必ず湧きます。

だからこその「ありがとう」と「ごめんなさい」。

自己完結で自己満足な修行より、よっぽど難しいですよ。

{{count}}
有り難し
おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
このお坊さんを応援する

瞑想

たとえば、日本テーラワーダ仏教協会のホームページに、ヴィパッサナー冥想と慈悲の冥想という二種類の瞑想の説明があります。
やってみてはどうでしょうか。

{{count}}
有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

吉武文法様

「だらしがなくずぼらで無気力」な自分すら、なかなか捨てたもんじゃない。

本当にそうだと思います。その考えが根本にあるうちは、なかなか自分一人では難しいのかもしれません。周りに気付かせてもらい、その都度して正していくことの積み重ねなのかもしれません。すごく納得しました。

大変参考になりました!ありがとうございました。

願誉浄史様

瞑想、考えたこともなかったです。参考にさせていただきます。ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ