他人にも自分にもこの世界にも
他人にも自分にもこの世界にも興味がないニンゲンは生きる価値があるのでしょうか?
自殺する気力はないのですが、どうこの世界を生き抜いていけばよいのでしょうか?
こんな質問ですいません。
アドバイスお願いします
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「おかげさまの人生」と「誰かのおかげになってゆく人生」
こんばんは。亀山純史と申します。
他人にも自分にもこの世界にも興味がないニンゲンでも、こうやって生きている、ということは、そこに他人の恩、他の命の恵みを受けています。私たちは生きるためには、他の命を食さなければいけません。そしてそのためには、多くの人の手を介していることは、食材の流通過程を考えれば、お分かりのことと思います。あるいは、このhasunohaに質問できるのも、インターネットというテクノロジーのおかげです。事例は限りなく挙げることが出来ます。つまり、私たちの衣食住は、人のおかげ、他の命のおかげで成り立っているのです。
永六輔さんの言葉に「生きているということは、誰かに借りをつくること。生きてゆくということは、その借りを返してゆくこと。」という言葉があります。この永六輔さんの言葉を、私なりの言葉で表現すれば、『今日一日生きて来られたのは、「おかげさまの人生」だからであり、明日は「誰かのおかげになってゆく人生」でありたい』ということになるでしょうか。
他人にも自分にもこの世界にも興味がないと言っても、おかげさまの人生であることを知っていただきたく、回答させていただきました。少しでもお役に立てれば幸いです。
質問者からのお礼
亀山 様
回答を頂きありがとうございます。
誰とも繋がらず、すべてを自己完結している人間なんていないのは分かってるのですが、心がダークサイドに落ちるとどうしても色んな事に興味が無くなっていくので、投稿しました。
永 六輔さんの言葉染み入ります。