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私は、まず何を頑張るべきですか?

回答数回答 4
有り難し有り難し 23

何を、または何から、頑張ればいいのか、自分で考えてもわかりません。
今の状況ではダメだから、どうにか変えなければ、という気持ちだけがあって、行動に移すことができません。
明確な目標を、自分で考えることができません。

いじめ→不登校→高校中退→引きこもり→精神科に通う→バイトしたり辞めたり、してダラダラと生きてきてしまいました。
10代の頃は、自分の現在のことだけ考えて嘆いて、でもやってこれましたが、今は年齢的に、もっときちんと、まともに生きなければ、と焦っています。

人を心から信じられない、友達がいない、すぐ昼夜逆転してしまう、[やる気が出ない]と甘える、頑張れない、コントロールや我慢ができない、プライドだけが高い、など書ききれないんですが、ダメなところが本当にたくさんあります。

私はまず、何を頑張ったらいいのでしょうか?
「社会不適合者という人の条件」みたいなWebページの内容とかも、とても当てはまりますが、普通?一般的?世間の大多数の人と同じように、まともに生きたいです。

死にたくはないんです。死ぬとしても親より先には死にたくないです。
私がダメ人間のままだと親にも恥ずかしい思いをさせてしまうし、育ててもらった恩を何も返せていないので親孝行をちゃんとしたいです。
でも、そのために、何を頑張って何を目指したらいいのか、わかりません。

今とてもいっぱいいっぱいになってしまっていて、読みづらいし、まとまりがない文章になってしまってすみません。
親も私も恥ずかしくないような、きちんとした人間になるために、何を頑張ればいいのか、ヒントみたいなものでもいいので、教えてもらえませんか。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ヴィーナーの譬え

こんにちは。
 仏教の修行に「中道」という考えかたがあります。
 以下のようなお話があります。

 ある長者にシュローナという名の息子がありました。彼の両親は、坐ったままでも学べるヴィーナー(弦楽器のひとつ)を彼に習わせました。歩く事すらしなかった彼の足の裏には毛が生えてしまったということです。
 成長して、このままではダメだと自覚したシュローナは、出家して釈尊の弟子になりました。シュローナは他の修行者に倣って瞑想修行に励みました。ですが、その努力精進は、彼にとっては度を超したものだったのです。
 古来、瞑想の際には、経行(きんひん)といって、反復歩行を行います。一般的な修行者であれば特に問題ない程度の経行であっても、今までほとんど歩くことがなかったシュローナにとっては実践不可能なほどの難行苦行だったのです。軟弱化した彼の足の裏は、経行に耐えられませんでした。足の裏は破れ出血し、瞑想どころではありません。「皆と同じように勤行精進しているのに痛いばっかりだ。もうやめてしまおう」と彼は思いました。
 シュローナの決心を知った釈尊は、彼のもとへ赴き、次のように問いました。
 「シュローナよ、そなたは出家する以前、弦楽器であるヴィーナーの名手であったな?」
 シュローナが「はい」と答えると、釈尊は、
 「シュローナよ、ヴィーナーの弦が張りすぎの時、良い音を奏でただろうか?」
 シュローナが「いいえ」と答えると、さらに釈尊は、
 「シュローナよ、ではヴィーナーの弦が緩めすぎの時、良い音を奏でただろうか?」
 今度もシュローナは「いいえ」と答えます。そこで釈尊は、
 「ではシュローナよ。ヴィーナーの弦が張りすぎでも緩めすぎでもなく、ちょうど良い具合になっている時、良い音を奏でただろうか?」
 シュローナは、「その通りです」と答えました。すかさず釈尊が教誡します。
 「シュローナよ、まさにそれと同じ事なのだ。度を超した努力精進は心を昂ぶらせるし、努力精進が少なすぎれば懈怠を招くのである」
 (鈴木隆泰「本当の仏教」から抜粋)

 いきなり「何か仕事を」と考えるのではなく、今のあなたに無理のないことをまずやってみる事だと思います。例えば昼夜逆転を改善させるとか。少しずつステップアップしていく事だと思います。

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おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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まずは四諦(したい)を理解しましょう。

四諦(したい)とは、仏教のあらゆる教えの根本である4つの真理のことです。
1)苦諦(くたい)。人生には苦しみが必ずある。
2)集諦(じったい)。人生の苦しみの原因は、心の中の煩悩である。
3)滅諦(めったい)。煩悩を滅すれば、悩み苦しみが滅する。
4)道諦(どうたい)。煩悩を滅して悩み苦しみを滅したり、煩悩を制御して悩み苦しみを制御したりする、その方法が実際にある。

煩悩を滅するのは難しいですが、煩悩を制御すること、悩み苦しみストレスを制御することは誰にでもできます。
まずはそれを信じてください。

それと、自分というのは実体のない概念だ、細胞はどんどん入れかわっていき、肉体は毎日新しい物体。心は瞬間瞬間に浮かんでは消えてゆき、この私は毎秒新しい私、と思いましょう。

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おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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継続して働ければいいですね

読まさせていただきました。

できることからやっていきましょう。

10代からいろいろなことがあったのですね。

いじめ→不登校→高校中退→引きこもり→精神科に通う→バイトしたり辞めたり
ですが、ダラダラとなんて生きていないですよ。きっかけはいじめだったようですが、
それで自分を責める必要はない。精神科に早くかかって引きこもりを脱出することに
早く成功したのですし。素晴らしいことですよ。

自分の性格ですが、
人を心から信じられない、友達がいない、すぐ昼夜逆転してしまう、[やる気が出ない]と甘える、頑張れない、コントロールや我慢ができない、プライドだけが高い
などはダメなわけじゃないですよ。性格は個性。みんないろいろな性格があり、それぞれに
尊いのです。長所と短所は表裏一体なのです。

心が弱っているということも考えられますし、今も精神科医にはかかられているのですか?
ロゼレムといった昼夜逆転に効く新薬の助けを得ることも一つでしょう。

何を頑張るってバイトが長続きするように頑張ることではないですか?
ウェブで自己診断して社会不適合者だなんて落ち込む必要はないのです。
また、世間一般だなんて隣の芝生は青く見えるのですから、比べる必要もないのです。

死と親孝行のくだり、しっかりとした考え方をもってらっしゃるではないですか。
親はあなたが働いて自立してくれるのが一番うれしいと思いますよ。

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おきもち

浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)...
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まずは現在の自分自身に集中したらどうでしょう。

こんにちは。亀山純史と申します。

「今の状況ではダメだから、どうにか変えなければ、という気持ちだけがあって、行動に移すことができません。」ということですが、 何が行動に移すことが出来ない原因になっているのでしょうか。「10代の頃は、自分の現在のことだけ考えて嘆いて、でもやってこれましたが、今は年齢的に、もっときちんと、まともに生きなければ」と焦っているようですが、もしかしたら、この焦りが行動に移すことを妨げているのかもしれません。あなたも10代から20代になり、色々と考えているのですね。でも、まずは現在の自分自身に集中したらどうでしょう。仏教では、「全てのことは繋がっている」と教えてくださっています。つまり、縁起の教えですね。自分自身のことが、やがては他の人達のために繋がって行くのです。

以上、私からの回答です。少しでもお役に立てれば幸いです。

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おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧...
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質問者からのお礼

回答してくださってありがとうございます。
全部読ませていただきました。
本当はすぐ読んだのですが気持ちが受け入れるのが難しく、お礼が遅くなってしまってすみません。
昨日、書き込みした時より、落ち着いた気分になれました。

バイトは4年間と2年間続いたのが2つありますが、変に見られないようにしなきゃ、と力が入りすぎてしまって、だんだんボロが出ていく自分がつらくて辞めてしまいました。
不登校からうつになって、それがバレたら嫌われると思って、元気な感じを維持するのが、長期間になると限界がきてしまいます。

他人と比べてしまうことが多くて、たぶん焦っているのも、同年代の人が結婚したり子どもを産んだりが増えてきたのがあるような気がします。
他の人より自分が劣ってる、と思っていて、それは本当にそうなんですけど、自信をもつのが難しいです。

精神科は今は通っていないのですが、昼夜逆転に効果がある薬があるとは知りませんでした。
自力で改善できそうになかったら、また精神科に行ってみることも考えてみようと思います。

1つずつ、解決するように頑張ってみます。
途中で困ってしまったら、こちらに来るかもしれないので、またお話を聞かせてください。
本当にありがとうございました。

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