出身地と偏見
私は京都出身です。現在は東京で暮らしているのですが、私が京都出身であることを知ると「京都の人は陰湿」だとか「京都の人は腹黒」などと言ってくる人がいます。
その他にも、私が何かを褒めると「心の中では見下してるんでしょ」と言われたりすることもあります。
私は出身地だけで人間性は決まらないと思いますし、京都出身なら褒めることすら許されないのかと思うととても悲しい気持ちになります。
また、そういったことを言われるのが怖くて必要以上に明るく活発な人間を演じてしまい、精神的に参りそうになっています。
どうすれば先程挙げたような人たちから出身地に対する偏見を無くせますか?
それから私はどのような心持ちで生きていけば良いのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
本気で受けとめず、ギャグと思いましょう。
(編集部より。規約により一部内容を変更しています。)
出身地に関する話題は、会話のネタとしてはよくある話です。
相手は、あなたとの会話の糸口として、知っている知識をフル稼働し、「京都」というキーワードで思いつく都市伝説的な話をふってきているのです。
つまり、相手はあなたと会話したいから適度にネタをふってきているだけ。
また、漫才師のネタや、バラエティー番組なんかでも、出身地ネタをよく使いますから、メジャーなギャグの一種だと思って聞き長しましょう。
偏見とか、そんな真面目にうけとめる必要はありません。
「しまったしまった」と聞いたら「しまくらちよこ」と、「こまったこまった」と聞いたら「こまどりしまい」と、そのギャグを知っている人の頭の中には勝手に浮かんでくるようなものです。
他人の心は変えられません。他人の心らあなたの所有物ではないから。
気にしない気にしない。
怒りの煩悩はストレスの原因になります。
気にしないことが、人生のストレスを減らすコツです。