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お墓や位牌がない場合、供養をどのようにしたらいいのでしょうか

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お盆の時期に、夢で祖母が出てきて「元気にしているか?」と会話をしました。
私が小さい頃は祖母が近所に住んでいたため、本当によく可愛がってもらいました。
10年ほど前から遠くへ離れて叔父(父の弟)と住んでいたため、最近は会うことがありませんでした。
夢に出てきたので気になり、電話をしようかと思いましたが、叔父が電話に出ると恐い(家に引きこもり精神的におかしくなっているため)ので、父から電話をしてもらうようお願いしました。

すると父から、“実は祖母は1年前に亡くなっていた”と知らされました。

父と叔父の関係が悪いため、祖母が亡くなった際、大叔母(祖母の妹)から父に連絡があったそうです。

叔父は父に対して葬式には絶対に来るなと言っていたようで、何が起こるか分からないため父は葬式やお参りへ行かないことを選択しました。
母と兄は知っていますが、私と妹は知らないままでした。
折を見て話そうと思っていたようですが。

祖母にお別れの言葉も言えなかった上に、1年も知らされていなかったことが、悲しく辛いです。
叔父は納骨をしていないため、お墓参りやお仏壇に手を合わせることもできず、やりきれない気持ちです。

ただ、お盆に祖母が私に会いに来てくれたと思うと、早く“私は元気にしているよ”と伝えたいです。

以上のような背景から複雑な感情が多くありますが、今はただ祖母の冥福を祈りたいだけです。
お墓や位牌がない場合、どこでどのようにして供養やお参りをすればいいのでしょうか。

説明が長くなりましたが、ご回答をお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

いつもあなたを守ってくださるでしょう

拝読させて頂きました。そのようなことを突然聞いたのではショックですよね。心の準備もできていない状況でしょうしね。あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
お祖母様はきっともう仏様の元で心安らかにご成仏なさっていらっしゃるのでしょうね。そしてお盆に際してあなたのところに会いにいらしてくださったのでしょうね。
お祖母様はきっといつ如何なる時でもどこにいてもあなたをこれからもずっと見守っていてくださるでしょう。
あなたはこれから合間合間にお祖母様を心の中で思い手を合わせて頂き、真心込めてお祖母様をご供養なさってください、そしてこれからもどうか優しく見守っていてくださるようにとお願いなさってくださいね。
お祖母様はこれからも必ずあなたを見守り支えてくださいますからね。
目の前にお位牌やお墓がなくてもあなたのお気持ちは必ずお祖母様にしっかりと伝わって参ります。どうか安心なさってください。
そしてこれからもあなたはお祖母様と共にお健やかに生きてくださいね!きっといつもあなたを身近で応援していてくださるでしょうからね。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
お墓や位牌がなくても供養できるとのお言葉、救われた気持ちです。
また祖母が見守ってくれていること、心強く感じます。
本当に有難うございました。

また仏教への信仰心など持っていないと思っていましたが、私の中には仏教が根付いていたことを実感いたしました。
それと同時に宗教は人の心を救うものでもあるのだと考えさせられました。

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深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

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