流産後、忘れられず辛いです
こんにちは。
不妊治療を第一子の時よりずうっと続けています。
二人目が欲しくて治療をしていますか、中々授かりません。
昨年と今年で二度の流産を経験しました。一度は流産後手術もしました。
そして今回、妊娠はしたものの継続には至らず流産という結果になりました。
経済的にも精神的にもこれでもう不妊治療はしないと旦那は言っています。
今いる我が子に目を向けてこれから我が子の成長を親として見守っていかねばと思いますが、三度も流産したことで日々自責の念に苛まれ涙が止まりません。
子供も遊んであげたいのですがその気になれずに引きこもっています。
これではいけないと思いますが、前に進む気持ちが持てません。
周りは皆順調に家族が増えたり、幸せそうな光景を見るたび育つことができなかった赤ちゃんのことが目に浮かび人を妬んでしまったり、負の感情が浮かんでばかりで自己嫌悪です。
何日も何日も私なりに考え、水子供養をしていただいたら気持ちが吹っ切れるのではないか?と思っています。
が、現実には死産ではなく流産でお骨もなく、戸籍にも載らない赤ちゃんの水子供養はできるのでしょうか?
その場合、私は顔も知らない方ばかりの(大変失礼な言い方になりますが…)主人の実家のお墓ではなく私が生まれ育ち慣れ親しんだ私の実家の、私が大好きだった祖父やよくしていただいた親戚の方のの眠るお墓で供養をしていただきたいと思いますが、それはよくないことなのでしょうか?
また、可能なことなのでしょうか?
私自身、前を向いて子供と主人とこれからの人生を歩んでいきたいと思っています。
そのためにお腹の中で成長することができなかった赤ちゃんとさようならをする方法をお教えいただければと思います。
回答を宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
供養できます。是非ご相談ください。
ご相談拝読しました。誠にお辛いお気持ちの中にあることと思います。無理に前に進もうとしたり、吹っ切ろうとするのではなく、これからも考え続けていくもの、出会い続けていくものとして向き合っていくことが大切なのかなとも個人的には思います。
さて、まず
>戸籍にも載らない赤ちゃんの水子供養はできるのでしょうか?
については
https://hasunoha.jp/questions/5517
こちらの問いにあるように、多くのお坊様が命として考え、大切なご法事として供養したいと考えるものと思います。是非有縁のお寺様にご相談してみてください。
ついで
>私が生まれ育ち慣れ親しんだ私の実家の、私が大好きだった祖父やよくしていただいた親戚の方の眠るお墓で供養をしていただきたい
とのことですが、もちろんご法事の施主としてのあなたの思いを出来る限り尊重したいと考えます。
供養の法事を勤められるお寺様によるでしょうが、私ならば基本的にはご法事というのはお仏壇やお寺の本堂などご本尊の前にてお勤めするものと考えます。しかしこの点についてはお墓に小型のご本尊を持参するなどの方法も取れるかもしれません。
なぜご本尊の前にてお勤めするかと言うと、法事とは亡き人への供養の思いを通して仏様の教えや願いに出会わせていただく場であるからです。そしてそのことを通じて亡き人と出会い直す場でもあり、また、自分自身の姿を明らかにする場でもあります。
にゃんこ様はご自身を責めておられますが、仏様もそして亡き命もにゃんこ様を責めることはないでしょう。そしてこの度の事は吹っ切ってなかったことにするものではなく、これからも亡き命への供養を通して命の事実や仏様の願いをにゃんこ様に届けてくれる縁となるものです。
仏様とは真実を教えてくれるはたらきであり、私たち自身のすがたをあきらかにしてくれる「はたらき」です。
つまり、ご法事を通して亡き赤ちゃんの人としての命とはさようならし、仏様としての赤ちゃんに出会い直していくのです。
思い通りにならないこの世は苦しみや辛い事が絶えることはありませんが、「〇〇でなければならない」という私の思いを叶えるのではなく、私の思いを超えた豊かな世界に目覚めさせてくださるのが仏様の「はたらき」です。その「はたらき」に出会う場が供養であり、法事の場なのです。
質問者からのお礼
ご回答、本当にありがとうございました。
本当に辛くて、心の行き場がありませんでした。
吉武おしょうさまのご回答を読んで少しですが心が軽くなりました。
無理に忘れなくていいのですね。
私の生まれた地の祖父が眠るお寺で赤ちゃんの水子供養をしてあげたいと思います。
そのお寺は小さいですが春には桜、秋は紅葉と四季の移り変わりを感じることのできるところです。
水子供養をして、お空に還った赤ちゃんと天国にいる祖父に会いに家族で訪れたいと思います。
また、赤ちゃんに会えることを願いながら子供との日々を大切に生きていこうと思います。
ご回答に心より感謝を申し上げます。
にゃんこより。