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前を向いて歩きたいけれど、歩むべき道はどれなのか

回答数回答 1
有り難し有り難し 10

以前、バツイチ子持ちの彼とお別れを選んだ際にお言葉をいただきました。
あれから1週間が経ったのですが、やっぱり彼が好きです。
彼から電話がかかってきて、話をした日もありました。
子供の話や、考えていた将来のことを話せました。

彼の3人の子供には会わせてもらっていて、何度も5人で遊びに行っています。
お姉ちゃんのように慕ってくれていると感じていましたし、本当に素直でかわいい子供たちです。
彼と年の差があるため、長女と私の年齢差が彼と私の年齢差でもあります(笑)
なのでやはりお姉ちゃんが適切かと思います。

私も離れてみて一人で色んなことを考えました。
子供たちの本当のお母さんはやっぱり1人なんだと思います。
離婚という形にはなってしまったけれど、子供たちのお母さんはお腹を痛めて産んだ我が子を想わない日はないと思うんです。
そこに私が入って、子供たちと遊んで子供たちの成長を見せてもらえるって、それだけで産んでくれたお母さんに感謝しなくちゃいけないなって。
だから、彼や子供たち、そのお母さんに感謝こそすれど、私が彼と2人のデートを望みすぎちゃいけないって。
冷静に考えれば、それを含めて受け入れるお付き合いを最初からしなければいけなかったのです。

しかしそうは言ったものの、やっぱりもっと会いたいと今回のようにわがままを言ってしまう日がまた来るのではないかと不安不安で、彼に連絡が取れずにいます。復縁できるならもう二度と同じことで辛い思いをしたくないので、どうすれば彼を困らせないのか知りたいです。

そんな話をすると周りは口を揃えて、初婚の彼を見つけたほうがいいと言います。
日にち薬だよ、と。
自分の人生ではありますが、周りに心配もかけたくない。
彼が大好き。
でもまたわがままを言って彼を傷つけてしまうかもしれない。
周りも心配している。

こんな私はどの道を選べば良いのでしょう。
前を向いていこうと決めたけれど、進むべき道が見えません。

今でも毎晩泣いてしまう私にもう一度背中を押して頂けないでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

すべてがプラスになっています。

前進あるのみです。

別れるまでの道のりで、人生で大切な感受性を高められたことです。
別れることは誰しも悲しく寂しいものです。また、別れたときは返って気持ちが高ぶるのも普通の感情です。
たくさんの時間の中で、決断されたこととお察しいたします。今この決断を覆すことは、自分自身に嘘を付く気持ちが心に芽生え、また時間経過されたときには、これで良かったのかと今以上に考えるときが到来いたします。

しかし、好きになった者同士のお気持ちはお二人にしか分からないことも多いのが事実です。

別れたことを正解ではなく、また別れなかったことも正解でもありません。

今、質問の内容は「歩むべき道はどこなのか?」ということです。
今、無明(迷い)に入っている状態であります。その苦しみは四苦八苦の中にあります愛別離苦の中におられます。彼のお子様にも中途の状態で会うことは、大人の不思議さが余計に増すことにも繋がるでしょう。

敢えてお子さんを思う優しき心のことは触れずにしておきます。

今は、よりを戻そうと言われても、またよりを戻したいと思ったとしても、一度別れると決断された意思が先行する気持ちが強いですので、判断力も鈍くなっている時期です。お時間をもう少しあけられ、フラットの心の状態になるまでは、彼とお子さんとは会わないことを推します。

ご縁があれば、とてつもない偶然なるご縁でまた彼に再開すると思います。

前進あるのみ。ファイトです!

合掌

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質問者からのお礼

前進あるのみ。そうですよね。
進むべき道はわからないけれど、今も毎日仕事してご飯食べて過ごしていることも前進なのかなと思えました。
彼とのことは、正直考えても考えてもわかりません。
こんな状態じゃ、彼にも子どもたちにも会えないなってちゃんと分かりました。
また巡ってくる縁を楽しみに、前進してゆきます。

ありがとうございました。

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