お袋との死別、どうしたら乗り越えられるのでしょうか?
自分は、社会人2年目です。
お袋は、去年の秋に亡くなって、今は
ちょうど1年、一周忌になります。
学生の頃からずっとモノづくりを学んできて、
新卒入社と、次の会社までは、 モノづくりの会社で働いていました。
しかし、3つ目の会社、そして、これで生涯の勤め先にすると決めた4つ目の会社は、
全て福祉職、介護職です。
それは、
お袋がずっと福祉職として勤めてきた人であり、福祉へは強い想いと情熱を持って働いている人でした。僕もそんなお袋に育てられ、ここまできました。だからこそお袋への恩返しをしたい。
お袋の遺志を継ぎたい。存在を忘れたくない。
そして、お袋のような自分になるためにも、
全くの異業種から、転職を果たしました。
今は、次の仕事にむけて、つなぎのバイトをしたり、介護職員初任者研修の復習と、社会福祉士を目指すべく、今から少しずつ時間を見つけては、勉強しています。
お袋が亡くなり、一周忌を終えましたが、
やはりここのところ、特にお袋がいない生活、
そのなんともいえない感情が突然夜襲ってきては、嗚咽してないてしまう毎日です。
1年も経ったのだから、
前を向いて、頑張りたい。お袋が安心できるくらいになりたい。
そう思っているのに。
最近は、なぜだかふと頭をよぎるたびに、
人前でも涙が出てしまいます。
でも、男だからそんなことではいけない、と、
必死にその場は抑えていますし、誤魔化しています。
でも、本当は、この1年、お袋代わりとして、
誰に褒められるわけでもなく、
必死に親父と弟たちとやってきたこと、
それに少し疲れてきてるのだと思います。
お袋が亡くなってから、半年近く県外で仕事の都合で1人暮らしをした時も、やはりお袋代わりをしなくてはならず、大変でしたがやってきました。
今度もまた仕事の都合で1人暮らしを始めますが、やはり親父と弟たちが心配なので、なるべく休みは実家に帰省するつもりです。
でも、やっぱり、どれだけお袋代わりがそれなりにできるようになっても、お袋はお袋です。
亡くなったお袋に、一度でいいから、
会いたくてたまりません。
何もいらないから、お袋に会いたい。
そんな気持ちに襲われてしまいます。
どうしたら、乗り越えられるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
乗り越えたのはお袋さまの方です。
まっくんさま。
おはようございます。
質問文を拝見して、心の中の大きな存在としてお袋様の存在がまっくん様の中にちゃんといらっしゃることがわかりました。
だからこそ、言葉じゃいえないけど涙流れる時はあるよ。しょうがないよ。
涙流れることについて男とか女とか関係ないよ。
「ありがとうね。わたしがやっていたこと、マックン様なりに一生懸命取り組んでくれて」
「親父や弟のことも心配だったけど、あなたがいてくれるから安心して見守っていられるよ」
「でも、頑張ってくれるのは嬉しいけど、無理しないでね」
「がんばったね。えらかったね。ありがとう」
お袋様がもしまっくん様に逢えたのならどんなことを伝えたいのかは分かりません。
わたしはお袋様に会えると断言できる器の人間でもありません。
ただ、まっくん様とお袋様が家族でいれてよかった、まっくん様がこれだけお袋さまの事を想ってくれているのはこのhasunohaで伝えてくださったのでそれは届いているかとおもいます。
何もしなくていい、ただ一緒にいたい。それでよいのなら、念じ・祈る時間を一日わずかな間でいいから、これからずっと思っていただけるとありがたいです。
視覚でみることはできなくても一年前を縁として、お袋「様」が生老病死という生身の存在を乗り越えて「お袋菩薩さま」としてまっくんさまの心に存在し続けることを念じています。
泰庵 拝
お母様と共に
拝読させて頂きました。お母様がお亡くなりになられてあなたは深くお悲しみになっておられるのですね。まして今もお母様の代わりをなさり、お母様を目標として頑張っていらっしゃるのですからね。あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
お母様は今もあなたを片時も忘れることなく見守り続けていらっしゃるでしょう。そしてご家族の皆さんのことも見守っております。
悲しい辛い時さみしい時にはいつでもどこでもお母様に手を合わせて心からあなたのお気持ちをお母様にお伝えなさって下さい。お母様はどんな時でもあなたのお気持ちをしっかりと受け止めて下さいます。そしてあなたを優しく包み込む支えて下さいます。お母様はこれからもずっとあなたやご家族の皆さんと一緒に生き続けていくのです。
ゆっくりと手を合わせて心に思えばお母様をいつでも感じることはできます。
あなたがお仕事で辛い思いをなさった時にはそのことをしっかりと聞いて助言なさって下さいます。あなたが疲れ果ててしまった時には優しく労わって下さいます。
あなたは今もこれからもずっとお母様に導かれながら生きていくのです。
どうぞ安心なさって下さい。そしてあなたの夢や希望や目標を実現なさって下さいね。そうして生きていくことをお母様は何より喜んで下さいますからね。
あなたやご家族の皆さんがお母様に見守られながら未来に向かって共に仲良く夢を実現させて心から充実した毎日を送って頂きますようにと切にお母様にお祈りさせて頂きますね。
質問者からのお礼
回答を本当に親身に、そして、
ここまでとても温かい回答をくださってありがとうございます。
お袋を亡くしてから、
必死に頑張ってきた、お袋の想いを絶対に無駄にしてたまるか、と思ってここまできたのに、
辛くなってしまった、、
でも、こうやって、
改めて、前に向けれるように、
温かく、そして、見守ってくださる、そんなメッセージをくださって、本当に心から感謝いたします。
いつか、お袋の夢だったこと、福祉へのとても熱い情熱と想い、その遺志を継いで、
しっかりと全うして、いずれまたお袋に会える日がやってきた時、笑顔で、そして胸を張って、会えれるように、今を、この人生をしっかり生きていきたいと思います。
本当にありがとうございました。