友人たちを遠ざけてしまいました。
20代主婦です。
ここ最近誰にも言えない気持ちを抱えてしまい心が折れそうなので相談させてください
私は結婚一年目に治療法のない難病にかかり、仕事を辞めざるを得なくなり、病院で通院しながら症状を和らげている状態です。
難病だと分かる前に夫婦ともに子供を望んでおり、準備を進めているところでした。
ですが、病気にかかり日常生活さえままならなくなっていることなどより子供は諦めている状態です。
そしてここからが悩んでいる部分なのですが、友人たちからの何気ない一言や行動に深く傷ついてしまう自分がいるのです。
病気ってこんなに辛いんだね、〇〇(私の名前)の気持ちがわかったよー私妊娠したんだけど悪阻って本当大変で、、、(以下長文)
や
症状が悪化し、その友人たちには1年ほど会えてなかったのですが、その代わりに毎日送られてくる子供たちのムービー、陣痛から生まれるまでのリアルタイムのレポートがグループラインに送られており、1時間目を離すと100通近くになる。。
それが毎日続きました。
ラインには〇〇、これで癒されてー!と書かれた生まれたての赤ちゃんの写真がたくさん載せられています。
そこからは子供も集めてママ会やろう、と盛り上がっていました。
私は友人たちには病で子供を諦めたことなどを話しています。
もちろん子供を産むのは命がけですし、悪阻は本当に辛い日々だと思います。本当にお疲れ様、と思うのですが、、ですが、難病でこの先治る見込みもない子どもを諦めた自分と、新たな命の誕生日の上で起こる悪阻を同じように語ってほしくありませんでした。
友人には悪気はなく、私のワガママなのかもしれませんが。
また子供を諦めたばかりの自分にとって、このようなやりとりが"癒し"になるには至っておらず、やりとりをしたあと涙が止まらなくなってしまいました。
そして何でもないフリをするのが限界にきてしまい、生まれた子供に会いに来て、と友人が言っていましたが"体調が良くなったら会いに行かせてね"と返事をしたまま、グループを退会してしまいました。
こんな風に友人の幸せを心から喜べずに、自分の気持ちを優先してラインを退会してしまって良かったのかな、と悩んでいます。
自分のことを気遣ってほしいと思っている自分自身に嫌気がさしますが、誰にも相談できずにいるのでご意見、アドバイスくださると嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
よいと思います
拝読させて頂きました。
大変なご病気を抱えて今も辛い状況の中におられることと思います。またお子さんを望んでいたのにあきらめなければならない心境も大変お辛いですよね。そして周りの方々がお子さんが生まれてそれを報じられるのを見ることは本当に辛いですよね。あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
今あなたやご家族の皆さんにとっては一日一日を生きることが精一杯かと思います。
私はそのようなLINEの会は退会してもいいかと思います。そのご縁を離れてもいいかとおもいます。
その光景を見るだけで心締め付けられるような状況を抱えるよりもしばらくその方々のようなことやご縁は放っておいていいかと思います。
あなたやご家族の皆さんは今一所懸命に生きているのです。その辛い状況をなんとか乗り越えようと必死で生きているのですからある意味そのようなことやご縁は余計な情報かと思います。
私事ですが私にも子供はおりません。それは病に関わるからです。以前は周りの人たちのお子さんの姿を見るのが嫌でした。今は少し受容できるようになりましたがそれまではとても辛かったですし、ほんとに見たくもないと思っていました。だいぶ時間がかかりました。
あなたはこれからご家族の皆さんと共にお互いを思いやりながら生きていくのです。そしてきっと皆さんと病を乗り越えていくことができるのです。
先ずはどうかあなた自身が心も身体も労りながら皆さんと穏やかに生きられるよう心掛けて下さいね。
あなたは決して独りではありませんし、あなたと同じように悩み苦しむ方々は沢山おられるのです。そして共に悲しみ苦しみを分かち合いながら乗り越えていくことができるのですからね。
あなたがこれからご家族の皆さんと共に分かち合いながら毎日を心豊かに幸せに生き抜いて頂きます様心からお祈りさせて頂きます。そしてあなたを心から応援させて頂きますね。
再度拝読させて頂きました。
ありがとうございます。
あなたやご家族の皆さんがこれから共に助け合いながら幸せに生きていかれますようにと心からお祈りしてますね。
質問者からのお礼
時間を割いて私の相談に答えてくださり、本当にありがとうございました。
頭では友人たちの幸せをお祝いしなくてはと思いながら、心では苦しい思い、怒りに似た思いを抱えており、自分は思いやりのない酷い人間なのではないかと思い悩んでおりました。
"よいと思います"とお坊さんに言っていただけて、ホッとしたのか涙が止まりませんでした。
ずっと誰かにそう言ってもらいたかったのだと思います。
お坊さんにも病があり、そしてお子様を望めなかったこと、私と同じ様な思いを抱えていらしたんだと分かり、自分だけがこんな事を思ってしまっているんだ、と思っていたけれど、こうして同じような悩みを抱えている方がいるんだ、と心強くも思いました。
時間はかかってもお坊さんのようにいつか受容できるようになりたいです。
そして今は悩んでいた縁を離れて、家族の助けを借りながら病を乗り越えていこうと強く思えるようになりました。
祈ってくださる方がいるということ、本当に支えになりました。
相談できて良かったです。ありがとうございました。