友人グループを穏便に抜けたい
高校時代の友人7人のグループに入っています。30年来の付き合いで、今も年に2〜3回集まっています。
しかし、その中の1人と私は訳あって現在距離を置いており、もう関係を戻すつもりもありません。彼女と会いたくないので、ここ数回は集まりを予定があると断ってきたのですが毎回断り続けるのも辛いし、私はもう顔出さない不活発なメンバーと認識されたとしても、きっとグループLINEに入ってるうちは気を遣って誘い続けてくれると思うので、それも申し訳無いのでグループLINEからも抜けたいと考えてます。
他の友人達には何のマイナス感情も無いので、できれば不快にさせたくはないのです。彼女との経緯を話せば、悪口になりかねないし、他の人を巻き込みたくもありません。また、彼女と仲直りさせようとしてくれてしまうかもしれないですが、それは望んでません。
どんな理由で退会しても、不信感を持たれることは仕方ないのかも知れませんが、なるべく他の友人達に気を遣わせることなく穏便に抜けるには、どうしたらいいでしょうか?
お坊さんからの回答 2件
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こんにちは
グループに入っていれば、どうしても気の合う人/合わない人は出てくるものです。現実の世界では「誰とでも仲良く」などという小学校の指導のようにはいきません。気の合わない人は距離をおき、気の合う人とだけ話をする、そのくらいの気持ちで参加していれば良いと思います。7人くらいの集まりでしたら、座席などを工夫すれば嫌いな人とそんなに話をせず好きな人とだけ話をして切り抜けることもできるかもしれません。そこまでしてまで集まりに出るメリットが感じられなければ無理せずさっさと抜けてしまえば良いと思います。楽しみがなくストレスしかない集まりなど時間とお金と心の無駄です。
前回のご質問も拝読しましたが、文脈から同じ人と想像します。ここ数回の集まりに出てこない原因については、他のお友達も薄々感づいていると思います。
経緯も話したくない仲直りもしたくないのでしたら、「最近忙しくなって集まりに出られないので、一旦ラインのグループから抜けます。」くらいの理由で一旦抜けてしまえば、みんな察してくれるんじゃないかと思います。
穏やかにグループLINEを抜けるために
1. 嘘をつかず、しかし理由を言いすぎない
お釈迦さまは「正語(しょうご)」─真実を語ることを大切にされました。ただし「正語」とは、真実をすべて赤裸々に語ることではなく「相手を傷つけず、和を保つ言葉」を選ぶことです。今回も、距離を置きたい相手のことを直接説明する必要はなく、あくまで「自分の事情」として表現するのが良いでしょう。
2. 実際に使える言い方の例
「最近なかなか予定が合わずごめんね。これからもしばらく参加できそうにないから、いったんグループは抜けさせてもらうね。これからもみんなの幸せを祈ってます!」
「色々あって集まりに参加できなくて申し訳ないので、LINEは一度抜けますね。でもこれまでのご縁に感謝しています。」
大切なのは「みんなに迷惑をかけたくない」「これまでありがとう」という感謝を前面に出すことです。
3. 波風を立てない心構え
誰かが「どうしたの?」と理由を聞いてきたときも、詳細は語らずに「自分の心の整理のため」「参加が難しいから」と淡々と繰り返せば十分です。関係を戻さないと決めている相手について語らなければ、他の友人を巻き込むこともありません。
4. 仏教的な整理の視点
ご縁には「縁起」があり、出会いがあれば別れもあります。長年続いたご縁を手放すのは勇気が要りますが、それも自然の流れです。相手を責めず、恨まず、ただ「ここまでの縁に感謝する」と心で唱えるだけで、ご自身の気持ちがぐっと軽くなります。
結びに
退会の一言は短くても「感謝」を込めれば十分です。そして心の中で「これまでありがとう、これからも幸せであれ」と祈ること。それが僧侶的な「縁の手放し方」であり、穏やかに離れる智慧です。
合掌
質問者からのお礼
光輝 さま
ありがとうございますm(_ _)m
お察しの通り前回相談させていただいた件と同じ相手です。たしかにストレスしかない集まりに出るのは無駄な気がしています。周りも察してくれると思うので、難しく考えすぎず、さらっと抜けてみようと思います。気持ちが軽くなりました。ありがとうございました。
鈴木秀彰さま
ありがとうございますm(_ _)m具体的な例を考えていただき感謝いたします。参考にさせていただきます!他の友人達は皆優しい人達ですし、距離を置いてる相手とも、楽しい思い出はあり感謝もあるので、その気持ちは伝えようと思います。
ありがとうございましたm(_ _)m