実両親との関係修復について
こんばんは。
頑固で皮肉屋の父親とそれに逆らえない母親がいます。昨年まではたまに親孝行のつもりで近場の日帰り旅行に連れて行ったりしてしました。
今年初めにふとしたことから大ゲンカになり1年近く実家に行っていません。
アイツは俺に逆らった、2度と来させるなと母親に言っていました。
→ちなみに家は近所です。
父親は決めつけていつも怒っている人です。
全てに対して面白くない、妻や子は弱くて服従するものと考えているような人です。
母親は引っ込み思案で、父親の意見ばかり気にしている人です。
先週、父親がガンとわかったそうです。
母親からは、「あなたが悪くないのはとてもわかっているが、嘘でいいから頭を下げて謝ってほしい」と言われました。
このようなこと今までも数回あって、私が頭を下げて悪かったです。と言って何となくその場をしのいできました。昔から父親はどちらかというとイジワルな発言、困らせてやろうとする態度で、母親はそれについて何も意見を言えないそんな感じです。
しかし、もう今年初めのこのケンカで、私は限界を迎えてしまいました。
親と会うことがこの世の何よりも苦痛になってしまったのです。
そして先週のがん告知。
近くに住んだのは、いずれお世話をする、近くに私しかいないとの理由でしたが、いつもマイナスに物事を考える父親、母親との溝は数年かけて深くなっていき、私は表面的にしか接することができなくなりました。
もちろん、実の親子なので闘病するつもりでいますが、しばらく会っていなくて心が穏やかに過ごせていたので、まず会うこと自体がしんどくてたまりません。
親には育ててもらい学校も出させてもらって
孫の面倒も見てもらったりもあったのに、わたしは何で世の中で1番親が苦手なのだろうと自己嫌悪になってしまって苦しいです。
母親は取り持つことも怖いと言い逃げています。
だから、私が一方的に悪かったと謝りに来て欲しいとそれしか言いません。
助けたい気持ちはあるけど、会いたくない気持ち
最近それを考えて答えが出せません。
親を嫌いになっている自分は不良品のようです。
何かアドバイスをいただければと思い相談させていただきました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
親の愚痴を聞くことも親孝行
拝読させていただきました。
幾度と繰り返す父親の確執に困っていることが大いに伝わってきます。
だいたい父親は子どもに対して頑固一徹なことが多いです。どうしてもうちは特別だと感じてしまいますが、他も変わりない家庭が多いものでもあります。
後悔先に立たずと、与えられた試練ではなく「使命」なのです。先祖が繋いできた命を今の私たちが父母なる両親から、命のバトンを引き継いできました。
ガンと告知されれば、ステージと進行具合は分からないものですが、寿命は確かに短くなることもあります。
これから抗がん剤治療を受けるとなれば、他人になったように罵声を浴びさせたり、物を投げたりすることもあります。薬による作用ですが。
お父様には「安心の冥土の土産」をこれから持ってもらえるように、感じてもらえるように頑張りどきです。
毎日会わなければならない状況であっても、たとえ数分間でいいのです。幾度と会っていく内に、文句を言ってきたり喧嘩越しになってきたり、愚痴を言ってきても、親孝行と思って聞いてあげるだけでいいのです。攻撃されても真に受けない心構えと深呼吸をする必要はありますが。
お父様の年齢になると友達もアボガドディップさんの年齢よりは少なくなることとも感じます。文句を言う気の強さが生きがいともなっているかも知れません。
慈悲の心を。慈悲の心を。
合掌
敵に塩を贈る
質問者からのお礼
ご回答いただきありがとうございます。
現時点ではまだ両親とコンタクトを取れていません。
まだまだ自分の気持ちが上位を占めているような感じで今までの言動を思い出してしまうからです。
老いと死を真剣に受け止めることができたら
そこを乗り越えられるのかなと思うんですが。
無理してコンタクトを取らなくてはならない状況なのに、できないまま日々が過ぎていきます。
お言葉読み返して、行動できるよう努めたいと思います。