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新年の御挨拶

回答数回答 1
有り難し有り難し 4

義家族、親戚含め、ある新興宗教を信仰しており、新年の御挨拶は毎年会館に行きます。
私は入信しておりませんが、新年の挨拶だけは、結婚してから行かされています。
今年は、子供も小さかった事もあり行きませんでした。

ここからが本題になりまして、来年から新年の御挨拶は行きたくありません。
私だけの場合は、勧誘等されても断る事も出来ましたが、まだ2歳の子供とはいえ、なんとなその雰囲気は分かると思います。

その新興宗教の事を悪いとか、その団体の方達が嫌いという訳ではないです。
皆、良い方達ばかりだと思っています。
ただ、また無理な勧誘をされるのではないか、などを不安に思っています。

上手に断る方法がありますでしょうか?

夫は入信しておりますが、深く信仰はしていません。新年の御挨拶だけは、義両親に連れて行かれているという感じです。
義家族との関係は良好ですが、これをきっかけに関係が崩れるのは嫌です。
私だけが、ずっと入信を断わっています。

この様な自分勝手な事をご相談する事が間違っていましたらすみません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分の信仰も問われています。

信仰は自由です。と建前上はありますが、実際にはそうでもない場合があります。
まず「信仰をする」ということ自体、捉え方が異なります。信じて仰ぐ、実践することが信仰ですから、既成宗教いわゆる昔からの〇〇宗の檀家であると言っても、信仰をしているとは限りません。
しかし、新興宗教の場合は、信仰をするというスタンスですから中途半端ではありません。ゆえに、家族全員が信仰している場合は、なかなか自分だけが嫌とは言えない雰囲気であることはお察しできます。
根本的に受け入れない場合もあると思いますし、我慢してもどこかで拒否反応が出ている時もあるでしょう。それは仕方ないことでもあります。
さて、まずはどうして嫌なのかを考えてみる必要もあります。そして自分の信仰とは何かも考えていく機会なのかもしれません。まして子供さんがおられるなら尚更です。
将来、質問された時どのように答えるのかで大きく左右されます。
こうしたご質問時々頂きますが、そのような家族に嫁いだということに、信仰そのものに対する捉え方も人生の中の課題の一つにあるということで対処(自分の信仰を学ぶ)していくしかありません。
しかし、来る正月の新年の行事に対しては、ご主人にお話をされて毅然とされることです。

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質問者からのお礼

お礼が遅くなりました。
勧誘は子どもが出来てからはなくなりました。
が、子供に質問された時の事を考えないと行けない時期になってきました。
信仰について学ぶ時期です。
きちんと答えられるようにしないとです。
ありがとうございました。

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