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因果応報でしょうか?

回答数回答 1
有り難し有り難し 14

今まで、親を散々心配させ、自分の保身の為に嘘をついて、更に罪を重ねてしまいました。
そのせいか、長年不妊治療をいたしましたが、2回流産して、とうとう授からず、この度、セカンドオピニオンで、癌が見つかり、子宮、卵巣、全て失いました。
再発の可能性も、低くないそうです。
主人も、私も、墓守だったのに、私の行いのせいで、これで、家系が絶えてしまいます。
主人に対して、申し訳なさと、感謝を感じております。
私はこれから、どの様に、償っていけば、よいでしょうか。
私が、迷惑や心痛を与えた方は、今は何処にいらっしゃるかわかりません。
食べることが、大好きでしたが、今は、何を食べても、美味しくなく、夜も、申し訳なさや、不安で眠れません。
よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あるもので満足する。今がスタート。

自分に無いものを求め、手に入れるために無理を通そうとしたり、怒ったり。
そのような考え方だと、悩み苦しみストレスが絶えません。
あなたは今も、失ったものを求めています。
誰でも必ず病気になります。
ただ、人によって病気になる臓器やタイミングが違うだけ。
手術で失ったものは、あきらめるしかないのです。
連絡のとれない誰かさんに、今さら償いたいと思うのも、無いものを求めているのかもしれません。
考え方を変えて、有るもので満足する考え方をしましょう。
それが、良い因果につながって、幸せが増大すると思います。
過去の因果応報を信じる心は、「過去の自分のせいだから仕方ない」と受け入れて、他人に八つ当たりしないために役立つ心です。
悩み苦しむための思想ではなく、「ま、しょーがないよね」と明るく受け入れるための思想です。
過去は仕方がない。
今がスタート地点。
今から、できることをできる範囲でやればよいのです。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

願誉浄史様
早速のご回答ありがとうございます。
今から、生き直すつもりで、頑張りたいと、思います。

出来ることを見つけて、出来る範囲でしていきたいと思います。

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