天罰はありますか?
気になることがあります。主人の義父についてです。
義両親は離婚しており主人は子供の頃義母についていきました。重い障害のある弟がいて、主人が父親代わりをしていたみたいです。まだ子供なのに弟の面倒を見ないといけない為、それなりに我慢もしてきたようですが、本人はそれが当たり前というスタンスです。
私はごく一般家庭で育っており、その話を聞いた時に、きっと私が想像できないほど苦労してきたのだと思いました。淡々とその話をする主人には、我慢しすぎてそれが当たり前になってない?と思ってしまいます。
義父は一緒に暮らしていたときでさえほぼ家におらず、離婚後も養育費を支払うわけでもなかったようです。私たちは結婚して子供が産まれて家を建て、主人はこの先の人生に責任を持ってくれています。義父はその都度首を出してきて、主人の父親として接してきます。血縁があるので当たり前ですが、私は義父に会った後すごくモヤモヤしています。どうして主人にもっと子供らしくいさせてあげなかったの、苦労ばっかかけさせたの、我慢ばっかさせたの、なぜ父親ヅラできるのと。腹立たしくもあります。
そこで気になることが、もしこのまま義父が亡くなったとして、どこかで天罰みたいなのはないのでしょうか。主人はそういう人生だと割り切るのが正解なのでしょうか。それとも世間はわりとそんなもので、私が考えすぎなのでしょうか。
お坊さんからの回答 4件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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義父には手に出来なかった、失った時間を悔やまれることでしょう
夫さんは、ヤングケアラーだったのですね。兄弟だから家族で支えたいという気持ちは大切ですが、そのことによりケアをする子ども(夫さん)の成長に影響があったのだとしたら、必要な支援に繋がっていなかったのかもしれません。
親の離婚が、子どもの負担だったかもしれませんが、お母さんを助けたいという想いが、ケアラーとして頑張る力になっていたのかもしれませんね。
離婚にも理由があってのことでしょうけれど、今頃 父親面なのかと、義父が首を出してくる度に、複雑な気持ちになりますね。
あなたが腹立たしく思うのは、あの頃の夫さんを、そして今の夫さんを守ってあげたいからではありませんか。これ以上、夫を困らせないでと。
天罰か…
義父がどうなったら、罰が当たったとあなたの気持ちがスッキリしますか。
夫さんは、お父さんのことを、どのように考えているのでしょうね。
確かに、無責任な義父だと、嫌悪感をいだきますよね。せめて、こんなに真っ直ぐで立派な息子と、育て上げたお義母さんに、頭を下げてほしいですよね。
夫さんの親は、お義母さんだと思うようにしませんか。お義母さんと仲良くして、親孝行してあげてくださいね。
あなたが夫さんと夫婦協力して、お義母さんと家庭を築いていかれること、子育ての中で幸せを実感していかれる姿に、義父には手に出来なかった、失った時間を悔やまれることになるでしょう。これは望んでも、もう叶わないのですから。
蚊取り線香で蚊を殺しても天罰がお望みか
基本的に、悪い行いをすれば悪い結果につながるという考え方はできます。
ただ、はるか過去からの様々な業(行い)や、その時々の環境など、諸条件が複雑にからみ合っていますから、単純にはいきません。
お酒や煙草が健康に良くないということは言えますが、必ず病気になる(わかりやすい天罰を受ける)とは言えません。
また、私達は日頃から様々な罪を犯しています。
蚊取り線香で蚊を殺すことも殺される蚊にとっては酷い行いです。
もしも、罪に対して必ず天罰を受けるのであれば、私も、きっと天罰を受けると思います。
それは大変恐ろしいことであり、他人(義父)への天罰を願っている場合ではありません。
仏教では、怒りの煩悩も悪です。
あなたが義父の不幸を願うような怒り憎しみも罪なので、あなたにも天罰が下る可能性があります。
本当にそれで良いのでしょうか?
浄土宗では、どんな悪人でも南無阿弥陀仏と念仏を称(とな)えれば極楽浄土に往生できると説かれます。
義父も天罰を受ける可能性があります。
しかし、そんな義父でさえ幸せになってもらいたい、みんなもれなく救われたら良いのにな、と願う慈悲の心が、仏様(真理を悟った者)の教えなのです。
なかなか仏様のような慈悲にはたどりつけませんが、少なくとも、怒り憎しみも煩悩だと頭で理解することは大切だと思います。
仏教的には、誰かが裁きを下すという形での天罰はありません。
義父様への憤り、そしてご主人様が背負ってこられた苦労を想うと、あなたが「モヤモヤ」や「腹立たしさ」を感じるのは当然のことです。ご主人様を大切に想うからこその、深い優しさの裏返しでもありますね。
仏教、特に浄土真宗では、私たち人間を「凡夫(ぼんぶ)」と呼びます。煩悩にまみれ、自分の都合でしか物事を見られない、愚かな存在という意味です。残念ながら、義父様もまた、その煩悩のままに生き、結果として周囲を傷つけてしまっている哀れな凡夫のお一人なのかもしれません。
ご質問の「天罰」についてですが、誰かが裁きを下すという形での天罰はありません。ただ、因果の道理として、その行いの報いは本人が負うことになります。しかし、あなたが義父様への「天罰」を願うとき、あなたの心もまた怒りの炎で焼かれ、消耗してしまいます。それはあまりにも勿体ないことです。
「結婚して子供が産まれて家を建て」と、今、目の前にある幸せな生活こそが、ご主人様とあなたが積み重ねてきた尊い真実です。義父様のことは心の枠外にそっと置き、どうぞその温かい家庭を守り、育むことに心を注いでください。それが、あなた自身の心を安らかに保つ道でもあります。
拝
縁起寺 釋聴法
もう報いを受けていくのです
拝読させて頂きました。
あなたが義父さんを見るお姿を読ませて頂きました。ご主人様が幼い頃からとても苦労なさって弟さんのお世話なさっていらしたのであればあなたが義父さんをそのように思うのももっともなことだと思います。
義父さんはあなたや周りの人達からもそのように今も見られているでしょう、本人は何ごともなかったように父親として振る舞っていたとしても周りの人達はしっかりとご存じでしょうからね。仏様や神様やご先祖様は義父さんの今までの所業をしっかりとご存じです。遅かれ早かれ義父さんは自らのことをしっかりと省みることになります。そしてその報いを受けていくと思います。おそらく今も少なからずその報いを受けているでしょう。
ご主人様がどう思うのはご本人次第ですからあなたも落ち着いて客観的に見て対応なさっていけばいいかと思います。あなたがこれからもずっとご主人様と一緒にお互いのことを心から思いやり助け合い健やかに毎日を生きることできますように、あなたやご主人様が皆さんと仲良く幸せを分かち合いながら心豊かに幸せに生き抜くことできますように切に仏様や神様や皆さんのご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
回答いただたいたみなさま、ありがとうございました。一つ一つ噛み締めて読ませていただきました。私のこの感情も、煩悩になるということと教えていただき、大変勉強になりました。確かに、とすごく腑に落ちました。義母との関係は良好で、子供も穏やかに過ごせています。今の生活を大切に過ごしていきます。ありがとうございました。



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