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やり直していいのかやめるべきか

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 昨年の7月ごろから、こんなに失敗ばかりしているということは、適正がない、進もうとしている業界では、要らないのではないのか、もっと自分にできる仕事があるのではないかと思い、他の仕事を探したりしてずっと悩んできました。やりたいことと、自分にできる・適性があることが食い違っているのではないかと思うようになりました。失敗し続けていることや、時間がかかっていることから、このまま続けて世間でどう批判されるのだろうかという恐怖がつのり、手が止まってしまいます。
 しかし、同時に、今まで失敗してきた原因を分析し、自分が甘かったところ等、何が足りなかったのかが分かったので、やり直したい気持ちもあります。それから、金銭的にも精神的にも応援してくれた家族に対して、最後まで責任をもってやり遂げなければならない気持ちもあります(家族は止めることに対して猛反対します)。今やっていることを途中止めにしないで、最後までやり終えなければ、他の事も途中止めにしてしまうのではないかとも思います。うたれ弱い性格なので、精神的に落ち込んだ今の状態から立ち直る経験も、必要なのではないかとも思います。
 止めるかやり直して続けるか、決断は自分の責任ですが、何かご指摘があればお願いいたします。

 


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

このハスノハには多くの相談が寄せられます。その中には弁護士さんに相談してくださいと回答する事がよくあります。
その道の専門家は社会の中でとても重要な存在なのです。
モチベーションが下がった時は、実際に仕事をしている人の仕事の様子を見学させてもらったり、反対に、法的なことで困っている人の話を聞いたりしてもいいかもしれないですね。
諦めることはいつでもできます。
まだ可能性があるなら目標を目指してもいいのではないかな。
もっとも、目標は合格では無く、その先の困っている人、苦しんでいる人の力になることですよね。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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成りたい未来!

にんじん 様 相談ありがとうございます。

司法試験の合格を目指してらっしゃるという事ですね。
以前の投稿では、座禅会にも参加されているとのこと
なかなか、安定した精神状態を保つのは難しいですね。

そもそも、司法試験に合格して、あなたは何になりたいの?
法律家になったとして、どんな未来を描いて、
どんな人を助けて、どんな人に喜びを与えて
どの辺に住んで、どんな部屋で仕事をしていて
何人ぐらいのスタッフで、どんな雰囲気で仕事しているのか、等々
本当になりたい未来を、深く深く感じて、描いて
「これだ、こんな法律家になりたいんだ!!」
を強く感じてないんじゃないかな

そして、その、成りたい未来に成りきってみて
その未来の視点から現状を見てみると
今、何が足りない、今できることは何?
をステップアップしながら考えることが出来るでしょう。
そうすれば、目標に向かって進めるでしょう。

もし、成りたい未来に成りきって
現状を見返してみて、「これじゃない!!」と感じてしまうなら
止めるのもありです。

このような判断は自己責任ですが、ひとりで難しいかとも思いますので、
メンタルコーチに補佐してもらって、
自分の行く方向、目標・目的を明確にするのが良いと思います。

自分の人生は自分が主人公
迷っているときは、良い判断ができる何かのサインと思って
取り組んでみてください。
お読みいただきありがとうございました。
参考までに
一礼。

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有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
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質問者からのお礼

釋 孝修様
ご回答ありがとうございます。確かに、目先の目標ばかり見て、その先の事はほとんど考えいませんでした。どの分野で、どの先生について仕事をしたいのか、よく考えてみます。
三宅 聖章様
ご回答ありがとうございます。紙の上での(試験問題上の)法的な問題にはたくさん触れていますが、実社会の法的問題にはほとんど触れてきませんでした。自分自身も法的に処理しなければならないくらい問題を抱えたことはなかったので、社会に目を向けてみようと思います。

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