何かを感じるようになった
先日、手相占いにいきました。
そこで言われた
「あなたはとても感受性が強いから、普通の人には見えないものが見えたり聞こえたりすることがあるでしょう。」
という言葉が頭から離れず困っています。
確かに私は人一倍怖がりで、この歳になっても暗いところや怖い話などとても苦手です。
ですがなんとかこれまではそういった経験はなく過ごせていました。
しかし、手相占いでその言葉を聞いてから
仕事中に誰もいない部屋から寝息が聞こえたり、
背後に誰かがいるような気配を感じたりするようになってしまいました。
そう思い込んで、
気にしすぎているだけかもしれませんが、一度そう言われるとなにもかもに敏感になってしまいます。
最近では、掃除機をかけるのさえ怖くなってしまいました。
なぜなら、掃除機の音でまわりの音が聞こえないし、床ばかりを見て天井になにかいるかもと想像してしまうからです。
完全に生活に支障が出てきています。
どうすれば治るでしょうか、、。
アドバイスをいただきたいです。
同時に、もともとからの極度な怖がりを少しでも軽くする方法があればぜひ教えてください。
お願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
感性に働きかける世界に目を向けてほしいですね。
おはようございます。亀山純史と申します。
あなたの「とても感受性が強い」とは、「他人からの言動に敏感」ということなんでしょうね。手相占い後に、色々感じるようになった、ということは、そういうことでしょう。
「感受性が強い=ほかの人には見えないものが見える」といった考えが、今のあなたを苦しめていると思います。感受性が強ければ、ほかの人には見えないものが見えるわけではないのです。芸術家などは、感受性が強い人たちだと思いますが、彼らは、あなたや手相占い師が考えているような、“ほかの人には見えないもの”が見えているのでしょうか。彼ら芸術家たちは、感性が鋭いのです。たぶん、そわかさんも、小説やドラマ、絵画や写真、そして音楽などから、様々なことを感じ取ることができる人だと思います。占い師から「とても感受性が強い」と言われたのならば、是非、芸術家が感じるような感性に働きかける世界に目を向けてほしいと思います。
以上が私からの回答です。感性を磨けば、さらに心豊かな人に成長することでしょう。
感受性はその人の世界
ご相談拝読しました。前回に引き続いてのご縁となります。
>「あなたはとても感受性が強いから、普通の人には見えないものが見えたり聞こえたりすることがあるでしょう。」
ということはけして霊やオカルトの類の話でだけではありません。むしろそう考えない方が健全でしょう。
例えば木の節模様を見て人の顔に見える人もいればそうではない人もいます。「ただの木目だなあ」で済む人と、「あれ?なんか顔みたい…え?なんかこっちみてる!!なんか言ってるみたい」とどんどんと自分の思いを膨らませてとらえてしまう人がいるのですね。
それは後者の人には霊が見えたということではなく、事実としては同じ「木の節模様」を見たのに感じ方が違うということです。ある・なしではなく、(なくても)「見えた」「感じた」ということですからそれは別に否定することではありません。
私はあまりその人の持つ特性などでカテゴライズすることは好まないですが、たとえばHSPというのがあります。
HSPのすべて
https://kiraku-infomation.com/hsp-highly_sensitive_person/
HSPとはHighly Sensitive Personの略で、「生まれつき刺激に敏感で、周りからの刺激を過度に受け取ってしまう人のこと」だそうです。
上記の例では木の節模様の話でしたがこれが「人の表情」や「息遣い」や「所作」などであればもっと見た以上の情報を自分の中で想起してしまうこともあるでしょう。
まずはご自身の特性をつかむこと。必要に応じて医療機関の診断を受けること。
そしてどんな自分も認め、受け入れましょう。
怖がりということは危険性を察知する長所でもありますが、「こうあってほしくない」という思いの強さからの不安でもあるかもしれません。
今回の手相占いの一件からの一時的な症状なのか、生まれ持った特性なのか冷静に見極めてご自身に起こる反応を明らかにしていきましょう。
質問者からのお礼
「感受性が強い=他人からの言動に敏感」というのにはすごく納得しました。いろいろと考えすぎてしまっていました。物事の捉え方は三者三様であり、それを型にはめる必要はないのですね。自分の個性の一つとして前向きに向き合っていけたらいいなと思います。おふたりともありがとうございました。
お礼のコメントをするまで期間が空いてしまいすみません。