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彼氏に別れを告げました。

回答数回答 1
有り難し有り難し 14

ほぼ2年
付き合った彼氏に先程別れを告げてきました。復縁する気はありません。してはいけないと思っています。

彼は優しくて性格のいい人でした。
最初はすごく仲が良く、楽しい日々を送っていました。

しかし、ここ一年は、私の受験がありほとんど会えず連絡も減ってLINEはそっけなくなり

最初はもやっとしていましたが、その内なにも思わなくなりました。
(これは彼が私の受験のためにわざとやってくれていたそうですが、私はそれに気がつけませんでした。)

そして、会いたいという気持ちも、無くなりました。

その状態のまま、何ヵ月も会えず、その内日常的に彼のことを思い出さなくなりました。

この状態で付き合ってるのは良くないと思い、試験が終わったあと彼に別れを告げました。

彼は、まだ私のことが好きだ、もう一回気持ちを戻せるようにすると言い、私のことを引き留めました。

私はその時答えを出せず、一ヶ月よく考えてみることにしました。

そして今日、別れを告げました。

理由は
やっぱり彼を好きなのか分からなかった

彼が私を愛してくれて、様々なことをしてくれるのに私はなにも返せない
彼の優しさが辛い

お互いの進学でもっと遠距離になるため、もし気持ちが戻ってもまたこの状態になるかもしれない

学力の面でも大きな差があり、もしこのまま結婚まで行ったらと思うと不安等です

(実は私の両親も学力にかなりの差があり、母はいつも怒っています。それをいつも見てるので、私は彼と幸せな家庭が築けるのかと)
(といっても私はすごく頭がいいわけではありません)

また、彼と付き合う前に1人彼氏がいたのですが、遊ばれていたようです。2ヶ月で別れを告げられました。初彼でした。

その時の怖さが未だに忘れられず、今日別れた彼氏と深い関係になるのが怖かったというのもあります。

これらにより、別れを決めました。
しかしいざ言ってみると何故か涙が出てきて、別れた後も涙が止まらず…

私は相手を傷つけているのに、私が別れようと言っているのに、泣くなんて、意味が分からない。自己中心的で自己満足の涙かよと思います。

彼の方からしても何でお前が泣くのとなると思います。

でも、ふとしたときに涙が流れてきます。
これは何なのでしょうか。

彼への気持ちも、謎の涙も、私は私がわかりません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

向き合うべきものに向き合った証の涙

ご相談拝読しました。

彼も辛かったでしょうがあなたも辛かったことと思います。よく頑張りましたね。

涙が出るのは心が揺さぶられたからでしょう。

それがなぜ心が揺さぶられたのか、どんな気持ちだったのかは分析したり名付けたりする必要もないと思います。

人とお付き合いしたり、別れたりするということはそれだけ大きなことだということです、あなたはそれをきちんと受け止め向き合って行動したのですから涙が出るのも当然ではないでしょうか。

目にゴミが入った時などの生理現象的な涙以外に心理的な意味で泣くのは人間だけだと言われます。

今回あなたが感じたのは人間としての心の刺激(ストレス)でしょう。その刺激で人は成長し、強くも優しくもなるのではないでしょうか。

相手を好きだという気持ちは思う様にコントロールできませんから、好きではなくなったのなら別れるというあなたの判断は間違いではないでしょう。そこをごまかしてズルズルとなったり、何か正当化して別れる理由を作ったりする場合も多い中、あなたはきちんと自分の「(相手を)好きではない」という気持ちに向き合ったのです。

あなたも彼も心の揺れの波が穏やかになっていくのにはまだ時間を要するかもしれませんが、その揺れはけして無駄ではありません。

お二人それぞれのこれからの歩みが力強いものとなることを念じております。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございました。
ご回答を読んで、気持ちがすごく楽になりました。まだ時間がかかるかもしれませんが、ゆっくりと、歩んでいこうと思います。
そして、これからの人生でも様々な物事としっかり向き合おうと思います。

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