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心配性を治したい。

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こんにちは。今朝のニュースで取り上げられていたので、是非ご教示いただきたいと思い、質問させていただきます。

私は自他共に認める心配性で、ささいなことであったり、大したことでないことでも考え過ぎてしまいます。
また、物事をマイナスに捉えがちで、こうなったらどうしよう、ああなったらどうしようと、どんどん考え込んでしまいます。
こういう性格ですから、人に好かれようとして八方美人になり、結局嫌なことをされても、言いたいことも言えず、勝手に落ち込んで、いわば自滅してしまうことがよくあります。

結局、取り越し苦労であったりすることが多いのですが、、、、、

本当にこの性格を心から変えたいと思ってます。
世の中は私が考えてるよりシンプルなものなのでしょうか?そして、この心配性、考え過ぎてしまう性格はどうしたら治るでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心のクセを知る

はじめまして
釈理薫と申します。

自らの心配性を治したいとのこと。
なかなかお辛いと思います。

よく仏教で山にこもって修行などをしています。
全員剃髪をして、同じ髪型になり。
同じ格好で、同じ作業をし。
毎日毎日、読経や作務など同じ生活を送るのです。

すると何が見えてくるかと申しますと、外的なものを同じにすればするほど、その人の個性が見えてくるのです。
どんなに同じにしても、その人はその人以外になれないことがわかります。

たぶん いしさんの心配性も、少なからずあるクセみたいなものかもしれません。
心配しないようにしても、してしまうのが心配です。

でしたら、どうしたらそのクセとうまく折り合いをつけて生活を送れるか、を考えてみてはいかがでしょうか。
まずは自分を受け入れてみるところから始めてみましょう。

するといつか、しなければいけない心配と しなくてもいい心配の塩梅がわかって、そんな心配しなくても良くなるかもしれません。
応援しています。

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有り難し
おきもち

平松理薫(釈理薫)
真宗大谷派(東本願寺)僧侶 東京品川 日夜山正徳寺 住職 主な活動...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。

心配のくせですか。たしかに、自分を受け入れてないとこもあるかもしれません。心配してしまう自分、こんな自分が嫌だみたいなところがあります。

そうですね。心配すべきもの、しなくていいもの、それの区別が大切ですね。

もっとシンプルに生きてみようと思います。

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