死ぬに死ねない
昨年12月に体調を崩してから、病が病を呼ぶのでしょうか…次々と病気になり 持病も悪化して未だ寝込んでいる状態です。
2月は痛みとの戦いでした。眠れない夜が何日もあり、「もう死んだ方がマシだ」と何度も思いました。
この点滴を外せば…薬を捨てれば…などとぼんやりとした頭で考えていましたが、ふと人間はそんなに簡単に死ねないのではないか?と思いました。
医学の進歩もありますが、それよりももっと、生命力というようなものを頂いているのではないかと。
もちろん事故や急病であっけなく亡くなる方もおられます。でも私のように病気で辛くても 生きていくしかない人も多いのではないでしょうか。死ぬに死ねないのです。
3月になり痛みが薄れてきた時に、ああ私にもまだ治癒する力が残っていると思ったら、また生きようという思いが湧いてきました。
でも 生きていくということは辛いなぁと しみじみ思うのです。
死ぬことも悲しいけれど、生きていくのも本当に辛いことだと感じます。
生きていくことの辛さに対して、お坊さま方はどのようにお考えでしょうか?
病気に負けてしまいそう
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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生命力
拝読させて頂きました。
病をかかえて今あなたは大変な思いをなさって一生懸命に生きていらっしゃるのですね。
あなたがお感じなさっていらっしゃることはそれ現実の生きるということそのものなのですね。
「生きることは苦しいけれど死ぬに死ねない」それが誰しも抱いている生きることの本音なのだと思います。
ですから生きることは簡単な軽いことではないということですね。あなたの生命も重いです。同時に誰の生命も重いものです。
毎日沢山の方々が亡くなっています。ニュースでも先日海外で多くの方々が殺されたことが報道されましたがその命一つ一つが重いものですよね。
改めて生きることの重みや尊さやめぐり合わせの中で与えられたことも思ってみて頂いても善いかと思います。そして自分が生きる力があること、その力強い生命力があることを思いをはせて実感なさって下さいね。
今ご病気の治療中かと思いますので、まずしっかりと治療に専念なさって下さいね。
あなたがこれから治療なさりご回復なさっていかれ心健やかに感謝のお気持ちをもって生き抜いていかれます様心よりお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma 様
ご回答ありがとうございます。
Azuma様のおっしゃる通り 現実の生きることそのものについて考えております。「生きることは苦しいけれど死ぬに死ねない。死ぬことも簡単ではない」と思っています。
私の病気は完治できないものなので 時々もがき苦しみますが、それでも与えられた生命力を感じ取るようにして、一日一日大事に生きたいと思います。
優しいお言葉を ありがとうございました。