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一番の友達とは何でしょうか

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私は友達が多くない方ですが、大切な友達が数人います。何年も仲良くしてくれていて、今でも時々遊んでいます。
しかしながらふと考えてしまうことがあります。私にとっては大事な友達でも、彼女たちにとっては私は友達の中の一人にしか過ぎないのではないか。親友と思っていないのではないか。と思ってしまいます。
もちろん、すごく大切な友達ですし腹を割って何でも話せる仲でもあります。互いに相談することもあります。
ですが、Twitterやインスタグラムなどを見ていると彼女たちが別の友達と遊んで『一番の友達!』と投稿していたり、楽しそうにしているのを見ると、私が彼女たちと関わっていくのは迷惑なのではないかと考えてしまうことがあります…。親友と思い込んているのは私だけなのではないかと。
もちろん今まで友人たちにしてもらったことはとても感謝していますし、かけがえのない存在だと考えています。私も彼女たちに何かあったらすぐに助けたいと思います。
こんな風に考えてしまうのは私が依存体質のような、頼ってばかりの性格だからだと思っています。
環境の変化などで友人たちの人間関係が変化することもわかっています。もちろん私にも友達が少しではありますが増えました。
しかし私にとっては彼女たちは長年の付き合いがある数少ない大事な友達なので余計に辛く感じてしまうものがあります。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分が親友と思えたら、それで充分。

そう思える人がいるだけで
素晴らしいではありませんか。
相手が同じように
自分を親友と思っていてくれるかどうかは
二の次です。

自分の気持ちの方が大きかったら
確かに少しは寂しいです。
お互いの想いが同じレベルなのが理想でしょうが
でも好かれるより
好きになる方が大切だと思いますよ。

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 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

私には一人だけ一番の友達がいます

私には一人だけ一番の友達がいます。常につるんでいて、なんでも言い合える仲で、きついことを言われることも、言いにくいことを言われることもあります。またときにはけんかもします。それでもお互いを信頼し、付き合っていくことができる無二の親友がいるのです。他に友達がいないかといえば、そうではありません。温かい人間関係の中で暮らしています。年に1買いあうくらいが精いっぱいの友達が多いですが、それでも友達なんて自分が思っていればそれでよいのですよ。相手にどう思われるかなんてあまり気にしないことですよ。

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個別相談可能
浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)、その後宗門大学(浄土宗の僧侶養成機関)である大正大学佛教学部で学び加行(住職修行)を得るための修行)を受け浄土宗教師(浄土宗の正式なお坊さんとしての、住職資格)を取った後、某寺に入寺、京都の大本山黒谷金戎光明寺内にある浄土宗教師修練道場(浄土宗教師が更に1年間研鑽を務める場)にて1年間修行研鑽、その後も研鑽を続け、教学(浄土宗を中心とした仏教の教え)・法式(お経のあげ方・儀礼)・詠唱(ご詠歌・和讃)・布教(教えの伝え方)・雅楽の研鑽を積んでいます。 がしかし、もともと小学校時代から精神疾患で、大学で精神科初診、20代は通院しながら、学業・修行・僧職を勤めていましたが、30代で仕事と結婚のストレスがさらにかかり、大きく心身の体調を崩して入院して以来、寺は休職しています。そして、今は寺を離れ草庵に暮らしています。 2003年に大きく体調を崩して、入院以来入退院を23回繰り返しています。40代過ぎから、徐々に精神的に安定し、50代手前の最近少しバイトが出来るようになりました。デイケア、障害者職業訓練、B型就労支援事業所とステップアップし、単発派遣から初めて、バイトで、2社に勤めて、体調悪化で入院してこの2社をやめて、今は3社目のアルバイトをしています。その中で得られた人間的成長の気づきもフィードバックしていきたいと思います。 精神障害2級の統合失調症・双極性障害・不眠症持ちです。 こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 連絡先は、blister55.takahiro@gmail.com
対応できる時間は昼間です。音声のみにてお願いいたします。体調などにより対応できない場合もあります。専門分野は精神疾患・恋愛・人生・仕事・浄土教などです。よろしくお願いします。

私には一番と呼べる友達がいません

私の数少ない友人関係は皆、利害によって成り立ちます。
その人たちとすごす時間が楽しいという利害です。

私は自分の時間をとても大切にしているので、ともに時間をすごす人は皆親しい友人と思えています。

ただかけがえの無い関係かといわれるとそうでもありません。
友人はいなくてもそれなりに過ごすことはできます。

人それぞれが自分の所有時間(人生)に対してどのような思いで過ごしているかによって当然温度差はありますからその価値観が同じなら親友と呼べるかもしれません。

ちなみに、人間同士が心底分かり合うということにはそもそもの無理があるので、コンピュータープログラミングのように動作が正確に保障されないと言う前提で友人関係を作るのがラクかと思います。

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人生の転機になる「一転語」をあなたに。 ハスノハで返信しきれない内容でしたら直メールもokです yuko@ikkeji.jp

認め合っていくことが大切

拝読させて頂きました。
友達とは末永く人生を共にしていく人のことですから、これから長い人生の中ではより深く付き合うこともあるでしょうし、細く長くお付き合いなさる方もいるものです。
今一番仲が良いと思っていても長い付き合いではお互いの関係は変わってもいくのです。
ですから誰が一番でなきゃいけない等々のお気持ちよりは自然に付き合いながら相手の気持ちを尊重して理解し合っていくことが大切です。
私達はそれぞれに生まれも育ちも違いますし、価値観や生活感も人生観も違っていていいのです。それを付き合いながら知っていく認め合っていくことが大切です。

私もあなたもそれぞれの尊重される個人ですからね。決して独占したり専属のようなものではありません。

あなたがこれから素晴らしい出会いの中でそれぞれの方を尊重し分かり合いながら共に仲良く成長なさっていかれます様心よりお祈りさせて頂きます。

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おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

質問者からのお礼

素敵なお言葉ありがとうございました。皆様からの回答で、友人がいるということが素晴らしいことだと気付かされました。SNSなどの発展で少し人間関係が希薄に感じられていたのかもしれません…。
これからもいまの友人達を大切にしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

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