会話が苦手
私は、人から良く思われたいという欲望が強く、人の目が気になるあまり、その場で一番大切にしなければならないことを見失うことがあります。
例えば、会話のなかで何が正解か考えているうちに妙な間が出来てしまい、答えないまま次の話題に移ってしまう(酷いときは無視をしたような形になってしまいます。)、
駄目な人間だと思われたくないという気持ちや、不快にさせたらどうしよう、という不安から、必要最低限の受け答えしかできず、言葉が足りない故に本意とは違った形で伝わってしまったり、極端に会話が短くなってしまったりして、結局相手を傷つけてしまう、
ひとつ前の会話を思い出して不安になり、会話に集中できず、今、何を言われているのかわからず、笑って誤魔化してしまい、相手を不快にさせる、などです。
そういったことが頻繁にあるので、また自信がなくなり、人の目が気になるという悪循環に陥っています。
冗談を交え、テンポ良く軽快に会話を楽しむ人を見ると、本当に羨ましいです。同時に、同じテンポで会話できず、つまらないと思われるかな、と思うと苦手意識を持ってしまいます。
こんな卑屈で自信のない自分を変えたいです。
会話をしているのに、結局自分ばかり見ていて、相手を大切に出来ていない自分が嫌いです。
冷静に本質を見て、上滑りしない中身のある会話をできるようになりたいです。
心を落ち着けて、きちんと人と向き合えるようになるために、何かアドバイス頂けると嬉しいです。
よろしくお願いします。
自分を良く見せたい 良い娘、良い奥さん、良い母親だと思われたい 批判されたくない 馬鹿だと思われたくない 努力を認めてほしい 気持ちをわかってほしい
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分を好きになってください。
追伸です。お礼メッセージありがとうございました。
居心地が悪い、「続けていれば、自分を好きになれますか?」とのことですが
鏡を見て口角上げて、笑顔を作る練習をしてください
練習ですから、毎日少しずつしてくださいね。笑顔が心の状態を少しずつ明るい方向へ変えていきますよ。
そして、一日5分でもいいから、好きな飲み物をのみ、ホッとする時間を持ってください
何も考えず、ぼーっとね。リラックスする時間をとって、それを感謝して、体をいたわりましょう。
段々、自分を好きなれるでしょう。あなたはなれると思います。魔法のことばです「自分が好き」
ありがとうございました。
水風船 様 相談ありがとうございます。
「人から良く思われたいという欲望が強く、人の目が気になるあまり、・・・
駄目な人間だと思われたくないという気持ちや、不快にさせたらどうしよう、・・・
自信がなくなり、人の目が気になる」
というご相談ですね。
人は生まれてきて、無邪気で、自分の主張を屈託なくするものですよね
なのにあなたは、いつの頃からか、自分を表現するのにブロックを作って
人目を気にするようになった。自分が不安になるように、人の目を気にするようになったのですね。
幼い頃に何か無邪気に自己表現をしたときに、押さえつけられるような
無理やり躾けられるような、あるいは恐怖の体験がありましたか?
その体験が、受け入れられず、対抗処置として、人目を気にする、不安になる
という事を繰り返しているのかもしれませんね。
もういいのですよ、対抗処置を発揮しなくても。
今のそんな、自分を愛してください。自分を好きになってください。
鏡の前で、笑顔を作って、毎日、声に出して言ってください
「私を愛してます。自分がとても好きです」
「話すのが苦手だけど、そんな自分も素敵でかわいい」
と。
不安に耐えようとか思わなくていいのです。
不安に負けまいと頑張らなくていいのです。
あなたは、あなたの素の自分が素晴らしいのです。
笑顔で自分を好き、自分を愛してると思い続けることで
やがて、他人と横の関係が築けて、屈託なく、冗談が言えて、会話が出来るようになるでしょう。
お読みいただきありがとうございました。
一礼
質問者からのお礼
釋 孝修 様
お答えいただき、ありがとうございます。
こんなに醜い煩悩を抱えた私の存在を許していただけたように感じて、涙が出ました。
家族、特に母は多忙な人でした。心のままに自己表現をすることは、多忙な母の負担になるようでしたので、私は良い子であるよう努めました。母の正解を外さないように、母の機嫌が悪くならないように。正解を理解出来るようになってからは、会話の少ない家の中で、ピエロのようにムードメーカーを演じて、すごく感謝されましたが、とても疲れてしまい、社会人になって家を出ました。
その後、対人コンプレックスを克服したくて接客業を始めました。正解のあるお客様との会話はスラスラ出来るのに対して、正解のない同僚との雑談は苦手なまま。コンプレックスは無くなりませんでした。
「私を愛してます。自分がとても好きです」
「話すのが苦手だけど、そんな自分も素敵でかわいい」
今、この言葉を口にするのは、嘘をついているようで居心地が悪いように感じてしまいます。笑顔も、ぎこちなく不自然になってしまいます。
それでも、続けていけば心からそう思うことが出来ますでしょうか。
自分を好きになりたいです。