強い母として娘に記す道
思春期の一人娘がいます。
実父-夫が娘に性的な行いを半年近く続けていた後、学友より表沙汰になり
現在裁判待ちの状態です。
弁護士を雇い全面否定の加害者(夫)
事が大きくなり過ぎて言わなければ良かったと後悔している娘。
仕事の為家を留守にしていた時の出来事の為詳しい事を警察からも無論弁護士からも聞かされていない私。
裁判が伸びれば私達被害者の生活に直接支障が及びますー家を売るなどです。
私達は自営業ープラス私のパートで家計を保っています。
裁判所の令により私は夫と話せますがー事件以外
娘は父親に会えず話せずにいます。
今更全てなかった事に出来ない事は重々承知しています。
全て娘の作り話だと思いたいが娘が嘘をついているとは到底思えません。そして私以上に父親を必要としている事も手に取るようにわかります。
刑が確定したならば8年は確実に会えなくなると聞きました、万に無罪の場合でも観察所の様なものが介入して自由に娘に会う事が出来ないかもしれないと聞きました。裁判に出廷するのも娘をさせるのも出来るのなら避けたいです(本人も嫌がっています)
娘の心を傷つけたであろう夫に激しく嫌悪感を抱いています。
娘の会いたいという気持ちに諦めなさいと諭すのが正しい在り方なのでしょうか?
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ともに考えさせてください
ご相談拝読しました。
事案が非常に重く、また、専門的要素も含むため的確なアドバイスが難しいことをご了承ください。力不足で申し訳ありません。
さて、娘さんとしても妻であるあなたとしてもやはり家族としての愛情があり、その絆はそう簡単に断てるものではないのでしょう。
しかし、これから本当の意味で再び家族として、あるいは家族でなくなったとしても人と人として出会っていくために、出会い直していくために、今は真実を明らかにすること、そしてその真実をそれぞれが受け止めることが必要なのではないでしょうか。
そしてあなた自身も大変お辛いのでしょうが、今一番支えを必要としているのは娘さんなのでしょう。その娘さんの心を支えられるのはやはり母であるあなたなのだと思います。
娘さんの言葉、言葉にならなくとも気持ちが込められた態度、あらゆるメッセージ、それらを聞くこと、そして抱きしめ包むことが求められるのではないでしょうか。本当に信頼できる存在が必要なのでしょう。
「娘の会いたいという気持ちに諦めなさい」と短期的な答えを出してしまうのでなく、これからどうしていくのか考えるために今はこの厳しい現実を耐えようと、長期的な視野を持つことも大切だと思います。
一時的な激しい感情に流された答えが本当にずっとお二人を支えるものになるとは限りません。
あなた自身も本当は誰かに寄りかかりたいほどしんどい状況だと思います。娘さんの前では強くいたとしても、いつでもここhasunohaでは不安な気持ちを吐き出してください。
経済的な事情もけして小さな問題ではないと思います。でもそのために今真実を求めることを放棄してしまうのは今後により大きな結果をもたらしてしまうのではないかとも危惧します。
あらゆる支援制度や有縁の方々の協力を得ながら現実に向き合って参りましょう。
娘さんのどんな気持ちをも否定するのでなく、その気持ちを本当の意味で大事にするためにも、今どうすべきか一緒に考えよう?と親子で語り合い、協力し合うところに厳しい現実を引き受けていける道が開けてくることを念じます。