母の余命宣告
母は1年前から胆嚢癌を患っていました。
抗がん剤なとで、何とか命を繋いでいましたが、今月に入って抗がん剤がもう聞かないことを聞かされ、今日からホスピスの病院に入院しております。
今日、先生から余命宣告をされ、早くて1ヶ月、遅くても3ヶ月と言われました。
母は余命は知りませんが、自分の癌の状態は分かっているので、覚悟をしております。
残された人生を楽しく暮らしたいとも申しております。
しかし私は覚悟をしていたとはいえ、突然の宣告に戸惑い、悲しみに暮れております。
母の前では決して涙を見せず、明るくしておりますが、自宅に帰ると、母はもういなくなるのだと思うと、悲しみが押し寄せてきます。
死への恐怖はないだろうか、何か不安はないだろうか…毎日考えます。
母は私が産まれる前から苦労ばかりして、働き、子供を育ててきました。
母の人生は幸せだったのか、楽しかったのだろうか…そう考えると更に辛くなります。
最近夜もまともに寝ることが出来ません。
母が最後の瞬間まで楽しく過ごすために、私はどうしたら良いのでしょうか。
母とどう向き合って行けば良いのでしょうか。
私といる間は、不安を見せず、しっかりしているので、余計に私が病院から帰った後苦しんでるのではないか、心配です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お互いの本心を話し合う機会も大切ですよ!
質問読ませていただきました。
大切なお母様が大変な状況に・・とても辛く悲しい思いをされておられるでしょう。
心中お察しいたします。
さて、お母様が最後の瞬間まで楽しく過ごして欲しいと切に願われ、悲しい心を押し殺しながらそれを実践しようとされていること、本当に頭が下がる思いです。
ところで、自分の命が長くないと分かっているお母様にとって、本当に嬉しいことは何でしょうか?もちろん、それはお母様本人にしかわかりません。
しかし、自分の命が長くないと知っている娘(かぼすぽんずさん)が、自分の前で明るく振る舞っていれば、「無理してるんだな」というのはイヤでも感じることでしょう。
そして、そんな娘の気持ちを感じ取って、お母様も下手に自分の弱みを見せられないかもしれません。なぜなら、それは娘の頑張りや好意を無駄にしてしまうことになりかねませんから。
もちろん、お母様を楽しませようと明るく振る舞ってくれることは、お母様もきっと喜んでくれているでしょう。悲しく落ち込んだ顔ばかり見せられたら、きっと気持ちもどんどん落ち込んでしまうでしょうから。
しかしそれだけでなく、自分の本当の思いや悲しみや感謝といったことを伝える瞬間があってもいいと思うのです。それによって、お母様も辛さや恐怖といったことを吐きだしてくれるかもしれません。そして、お互いの本当の気持ちを知ることで、お母様が少しは安心できるという側面もきっとあるでしょう。
何より、残された時間はそんなにないかもしれません。自分の気持ちや感謝を伝えず、お母様の本心を知らないまま逝かれることになれば、きっとかぼすぽんずさんは一生後悔するのではないでしょうか。
少しでも参考にしていただき、お母様がまだ体力に余裕があるウチに、じっくり本心で語り合える機会を作ってみて下さいね。
質問者からのお礼
ありがとうございます。そういえば母にまだ感謝の気持ちを伝えていませんでした。
伝えてしまうと何か終わってしまいそうで…。
でも違うんですね。今こそ感謝を伝え自分の気持ちを伝え、そしてお互いの気持ちをわかり合う事が大事ですね。ゆっくりお互いまだ母が話せる間に語り合ってみます。
ありがとうございました。