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変えられないことを受け入れる方法

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私は2人目の子どもの性別という変えられないことが、諦めきれず執着してしまっている自分を変えたいです。
どうしても女の子がほしかったという思い込みが強く、胎児に対してひどいことを考えたり悲しくなってしまい今を大切にできていません。
今までの人生、勉強や人間関係、恋愛や結婚、仕事のことなど努力することで、希望していたことを幸運なことにそれなりに叶えてくることが出来ました。社会人となってからも、目標が諦められず学生となり資格取得、転職するなどしており、勇気と努力や強い気持ちがあれば叶わないことはないのではないかと錯覚していました。
そのため努力だけでは変えられないことを受け入れ、諦めた経験が恥ずかしいことにありません。

しかし、現実には子どもの性別や、病気、老化、生死のように自分にはどうしようもないことが人生に起きてしまうのだなと今回のことで感じました。

私は子どもの性別を受け入れ、子の誕生を心から楽しみにして、男の子兄弟の母親、大切な夫の妻、実家や義理実家の家族、職業人としての自分、ひとりの女性としての自分、いろんな役割の自分を大切にこの先の人生の時間の毎日を丁寧に生きていきたいのです。
人と比べず、自分に自信を持って、周りを大切にしていきたいです。

それなのに、今のわたしは子どもの性別という一点に執着し、周りと比べて嫉妬したり悲しくなったり、気持ちに余裕がなく見苦しい状態です。
理想に近づけるよう心の持っていき方をご指導ください。お願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

 うーん、前回の質問を拝読しましたが、女の子が欲しい理由は「女の子は育てやすい・将来一緒にランチや旅行にいける」からですか?
 育てやすい男の子もいるし、育てにくい女の子もいるし(そもそも育てやすい/育てにくいというのがどういう事なのかよくわかりませんが)、一緒にランチに行ってくれる男の子もいるし、行ってくれない女の子もいますよ。そういうのって性別関係ないと思いますよ。

 あなた自身も気がついているようですが、比べない事です。そもそも違うのですから他と比べるのは無意味です。

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有り難し
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・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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