回答 2
有り難し 26いつもお世話になっております。
小さな失敗でも大きな失敗でも、それを起こしてしまったことで「もう生きていたくない」「生まれてこなければ苦痛はなかったのに」と、過度に落ち込んでしまいます。
職場の人のアドバイスでは、「完璧主義が強すぎる、もっと自分の弱さを認めて周りにもさらけ出せる方がいい」ということでした。
メンタルヘルスやチームビルディングの観点からも、そうした方が楽になれるし共感を得やすいということは分かるのですが、なかなか自分の弱さを受け入れることができません。
・自分の弱さを受け入れられたとは、どういう状態を指すのでしょうか？
・私は人間未満の存在なので、ほかの人との差を埋めなければだめだと思っています。マイナスをゼロに戻そうとする人生は、完璧主義とは異なると思うのですが、いかがでしょうか？
・生まれてきたことそのものが私自身の弱さだと考えますが、おそらく重すぎてこの弱さに共感は得られないと思います。どのように認知を整えれば良いでしょうか？
・仮に私以外の皆さんが自覚できている「弱さ」を自分で見つけられたとして、それを共有することで「私にとって必要としていないアドバイス」や「共感が得られない」というフィードバックになって返ってくるのが怖いです。どのように弱さを話していけば良いでしょうか？
永遠にこの生きづらさが解消できる気がしないので、どこかで人生を畳みたいです。お知恵を拝借できれば幸いです。
生まれてきたことへの後悔が強い 周りに弱みを見せられない 周りの考えていることに合わせられない・自分の考えていることは周りと合わない、精神異常者である
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
誰だって、失敗はしたくないですよね。だから周りをよく観察したり、しっかり準備をして挑むわけですけれど。
失敗のない人なんていないでしょうし、失敗をしたとしてもそれは次に繋がる大きなチャンスや成功なんですよ。
なぜ、そんなことが言えるかというと、私がそうして失敗から多くのことを学んできたからです。
あなたが受け入れられない弱さの原因は、恥ずかしさや惨めさ、悔しさ、情けなさ、自分への怒り、愚かさ、怖さ、そういった自分は必要以上に劣っていると思う卑下する心があるからではないですか。
それは、誰にでも少なからずあるものです。無知や未熟さゆえでしょう。だからこそ、そこを越えるために、失敗の原因や与えた影響から目を背けず、起こったことを見届けて学ぶのです。自分で直せるところや、及ばない部分は 自分の力を過信せずに周りに頼ることも、自分の力を知っているからできる強さですよ。
あなたは、過度に落ち込んで、その後どうするのですか？その後が大事ですよ。
周りからのアドバイスやフィードバックも、人それぞれの経験から言えることですから、あなたに全て役に立つかどうかはわかりませんし、厳しい意見を受けることもあるでしょうが、それも自分が頷けるものだけを受け取ればいいのですよ。
まずは、あなたが気を許せる人はいますか。あなたのことを理解してくれる人、理解しようとしてくれる人なら、きっとあなたの気持ちに合わせた受け取りをしてくださるでしょうし、あなたへの一方的なアドバイスではなく、あなたと一緒に考えていこうとしてくださるのではないかしら。日頃から、そんな疑問を話せるような近しい人がいたら、それだけでも心強いのですけれどね。
拝読させて頂きました。
あなたはご自分の弱さをなかなか受け止められずに辛い思いなさっているのですね。あなたのプライドもあるのでしょうか、どうしても自分の失敗を受け入れられないのですね。あなたがそう思ってしまうお気持ちもわかる様に感じます。お気持ち心よりお察しします。
私達はこの世に生まれてきてからとてもとても弱くて儚いものなのです。赤ちゃんから成長していく中で弱くない常に強いものなどいません。しかも成長していくこととは全てあれこれ試行錯誤の連続です、つまり失敗や間違い連続を繰り返し繰り返ししていってようやく一つまた一つとできる様になっていくのです。
お箸やフォーク•ナイフの使い方一つとっても何一つ最初からできた人もいませんし、今尚いつでも完璧にできる人はいないのです。
私自身もとても弱い存在ですし、あなたの身の回りの人達も全て弱い存在なのです。
仮にでしょうけれども、本当に強い人とは自分のことを素直にありのままに認めることができる、つまり自分が弱いことを認めて受け入れそこからどうすればいいか向き合うことができる人だと思います。仏様でしょうかね完璧な存在とは。
どうかゆっくりとあなた自身にお向き合いなさってみて下さいね。そうしてあなた自身のことをしっかりと知っていきましょう、あなたはあなたなりに少しずつ成長なさっているのです。それでもあなたの弱いところはあるのです。
そうしていくことであなたの生きづらさや苦しさから解放されていくのではないかと思います。
あなたがこれからもご自身のことをしっかりと受け止め弱さを知り、皆さんと助け合い支え合い毎日を充実して生きていかれます様に、あなた自身に自信を持って充実した人生を生き抜いていかれます様に切に祈っております。そしてあなたを心より応援してますね。
