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この行者さんの言葉、叱咤激励と捉えたい。

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いつもお世話になっております。
どうやら五月病になってしまったようで、気分の落ち込みが
続いています。今は幾分回復してきていますが…

ちなみに、もうかれこれ1ヶ月半は通所しています。
通い始めて1週間とかならわかりますが、なんで今!?
というのが本音です。

本題ですが、
「就労支援行ってるんですけど、五月病つらいです…」
と、祈願寺の修験者先生に軽くこぼしたら、
「できない理由っていうのは、その辺にゴロゴロ転がってる
もんなんだよ!それを払い除けて、できる理由を、できる事を
探しなさい。ちなみに俺は、ここに30年は勤めてる」
とお答えが返ってきました。

「@@さん、なったことありますか」
と私からお尋ねすると、
「ない!『なったことねえ奴がわかんねぇだろ』って思うかも
しんねぇけど。そうしたら、自然にお参りの姿勢も変わってくる。
その辺にごろ付いてる『できない理由』に目を向けない!
俺からは以上!」とのこと。

ここから、お寺と先達さんへのフォローに入ります。
お寺の人たちは、むしろ優しい人の方が多いです。
笑わせてくれたり、
「自分だけのせいじゃないんだよ」
と言ってくれたり…

こちらの先達さんも、たまに優しく声をかけてくれたり、
お茶目に冗談を言って下さったり…
 悪い人や場所ではありません。叱咤激励と取りたいです。

 というか、私としては、17、8や22、3の半分子どもみたいな
若者たちがオイソレホイッと、責任ある立場に何ら躊躇も
なく飛び込めることに驚きです。怖くはないんでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたのペース、タイミングで

ロータスさんおはようございます。

就労支援に通われているのですね。五月病でも頑張っていらしてご苦労様です。
就職を目指しているのでしょうか?それもまた世界が広まっていいでしょうね。

さて、

>半分子どもみたいな 若者たちがオイソレホイッと、責任ある立場に何ら躊躇も なく飛び込めることに驚きです。怖くはないんでしょうか。

とのことですが、怖いと思います。でもまだその怖さの本質がわかっていないというか具体性がないからこそ飛び込んでいける面もあるかもしれません。

「なんとかなる」という漠然とした自己肯定感や、「みんなしているから」という無意識の同調圧力など、様々な影響の中で社会に入っていくのでしょう。

ロータスさんの場合は大変にご苦労されて、既に大人の社会でもまれてきて、「責任」というものの何たるかという具体性を実感されているからこそ、今これから飛び込むことに怖いと感じるのかもしれません。

どちらが良いとか悪いとか周りと比べる必要はありません。ロータスさんはロータスさんなりに飛び込めばいいのです。

その先達さんのおっしゃることは一理あると思います。『できない理由』は考え出せばいくらでも浮かんでくるでしょう。それは未知への不安や恐怖に対する人間の防衛本能でしょう。身動きが取れない時はその考えへのとらわれが強い時ではないでしょうか。

ロータスさんの場合はその考えも具体性をもって浮かんでくるでしょうから不安も大きいかもしれません。

しかし『できない理由』に全く目を向けないということは難しいでしょう。でも、どんな理由があろうと「やりたい」と思えるところに、いや、そのようにすら思えなくとも「やってみよう」と覚悟を決められるところにロータスさんのタイミングで飛び込んでみましょう。

応援しています。

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有り難し
おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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質問者からのお礼

【吉武文法 先生】
 ご回答ありがとうございます。
 >ロータスさんの場合は大変にご苦労されて、既に大人の社会でもまれてきて、
「責任」というものの何たるかという具体性を実感されている……
 おっしゃる通りかもしれません。幼稚園の「しょうらいのゆめ発表」でも、
みんなが「ケーキやさん」「かんごふさん」「パイロット」と答えているのを、
 たった4歳の私は、子どもらしからぬ、非常に冷ややかな目で見ていました。
「こいつら、わかってんのか?訓練とかどんだけ大変かって…」と。

 さらに、私の周りにいたのは、「立場に酔った、形だけの大人」。
 財産を狙われたり、憂さ晴らしのためのおもちゃにもされて、本気で身の危険を感じた
こともあります。しかもこれは、全員、「元」親また、その関係者です。

 防衛本能…それに関しては、すでに関係者より指摘されています。
別の先達さんやお坊さんは、
「貴女は感受性がとっても強いからねぇ」、
「勉強熱心なのはいいけど、たまには流すことも大事だよ?」と言ってくれます。

 そのままにしておくと、生活に著しい支障が生じるため服薬をしているのですが、
体の成長に合わせてか、血中濃度が基準値より著しく低くなってきた為、
また病状が悪くなっている気がします。

 以前ご指摘を受けた、職員さんへの態度は改善済みですが、この日も実は、
別の信徒さん(男性)に威嚇行動を取ってしまっていました…

 仏様の前に座ると、どんどんボロが出てきますね。お不動さん(父)が、
「お前の直さなきゃいけない所、こんなに出てきたぞ!しっかりご覧なさい!」
と言って羂索に絡みつけて、示してくれているんでしょう。
 最近は、薬の配合量を増やしてもらおうか。と考えていたところでした。主治医も、
「個人差はあれど、流石に濃度低い」「貴女がよければ、増やせる」
と言っていたので…

「お坊さん・僧侶全般」問答一覧

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こんにちは 「問答」に同様な内容があり、相談していいか悩みました。 たまたま恋愛した方がお寺の長男で2年前に帰省し彼が住職となり私が坊守となりました。私は在家で両親は生前は全くお寺との付き合いをしていなかったので私もお寺の知識はありませんでした。 彼の両親は最初は私との結婚に否定的でしたが、息子が後継ぎとなることで止む無く許してくれたようです。(最初は彼は後継ぎを拒んでいました。) 結婚前に坊守の仕事を全く教えてもらわなかったので、仕事内容を覚えるのに必死な毎日でしたが、前住・前坊守の私への当りがきつく毎日辛いです。 一番辛いのは私の亡くなった両親のことを悪く言われることです。両親が亡くなったとき、嫁ぎ先の宗派(浄土真宗)とは違うお寺(浄土宗)でお葬式・法事をしましたがその事についてひどく非難されます。細かいことを申し上げればきりがないのですが 「だからお前の親はろくな死に方をしなかったんじゃ」と言われ とても悲しかったです。そのことを夫に伝えましたが、そんなこと 聞き流しておけばいいと相手にされませんでした。(もともと、夫と義父は仲が悪いです) 他にも私の態度や色々なことについて罵声を浴びせられ我慢しますが、その度に「ろくな死に方をしなかった」の言葉が思い出され涙が止まりません。 この先も罵声は無くならないと思いますが、その際、私の心をどのように整理していけばよろしいでしょうか。

有り難し有り難し 12
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有り難し有り難し 17
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