不倫してしまった罪の償い
会社の上司と不倫してしまいました。
奥さんに知られ、彼は家族と別居して1人で暮らしています。
私は、奥さんに慰謝料を払い、示談をしました。
私は、人として最低なことをしてしまいました。毎日、彼の家族がどうしているか、気になって考えてしまったり、また奥さんから連絡がくるのではないかと思うととてと怖くてたまらなくなります。
だけど、私は彼のことが好きなのだと思います。一人暮らししている彼の体のことなどが心配で、彼に何かあったらどうしようと、考えると不安でたまらなくなります。
また、今回のことがあり、けじめとして仕事も辞めようと思っていましたが、結局部署を変わることしかできませんでした。
全て自分がしたことです。
自業自得なのですが、けじめを付けきれなかった自分のこと、こんなことをしておいて、お腹は空いて、ご飯を食べたりお風呂に入ったりなどの普通の生活を送っていること。
自分が許せないし、これからもっと良くないことが起こってしまうのではないかと思うと怖くてたまらないです。
いなくなりたいです。
死にたいと思うけど死ねません。
自分なんて、いなくても誰も悲しまないと思います。
どうしたらいいでしょうか。
キツイです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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これからどのように生きるのか?
質問を読ませていただきました。
不倫をして、たくさんの方を傷つけてしまったこと、自分の犯した事の重大さに押しつぶされてしまいそうなのですね。
心中お察しいたします。
さて、まず1つ大切な事があります。
それは、かおさんは「反省しながら生きている」ということです。
たしかに、たくさんの方を巻き込み、多くの迷惑をかけたでしょう。それは決して消えることの無い自分の過去です。
しかしそれを踏まえて、かおさんは色んなことを学んだでしょう。一般論や他人の言葉といったものではなく、実体験として深く身にしみたことと思われます。それが、深い反省へと繋がっているのでしょう。
しかし、かおさんは死んだわけではなく「生きている」のです。
生きていれば、自分を守ろうとする意思が無意識に働きます。お腹がすけば食べるし、身体が汚れれば綺麗にするし、最低限の生活もしていかなければならないので仕事も辞めるわけにはいかないでしょう。
それを否定し、責めることは誰にも出来ないでしょう。そこまで自分を追い込む必要は無いんですよ。「私は生きてて良いんだ」というところは、自分自身でしっかりと認めてあげてください。
ただし、「どのように生きるか」については色んな意見や批判などがあるかと思います。
たとえば、かおさんが自分を責めて、落ち込んで下を向いて生きていくとします。しかし、かおさんがそんな風に生きたとしても誰も得をしませんし、望んでもいません。
私は、過去の経験や反省を抱えて活かしながら、前を向いて生きていただきたいと思います。
周りに不倫をしている人がいるなら、その方の気持ちに寄り添いながら、自分の経験を通して何とか歯止めをかけさせることが出来るかもしれません。
もしくは、何かかおさんにしかできないことがあるかもしれません。
そうやって前を向いて、「過去をどう活かすか?」を考え実行することが、自分なりの罪滅ぼしになり、心も軽くなるのではないでしょうか?
「自分なんていなくても誰も悲しまない」と思っているかもしれませんが、そうやって前を向いて歩いているうちに、たくさんの人が悲しむ人にいつの間にかなっていますよ。
何か少しでも参考にしてみて下さいね!