選ばずして人は幸せになれますか?
選択肢を多く持っていることが人生における幸せだと思っています。
就職、結婚、家の購入など、現代日本で生きていると必ず迫られる選択はいくつかありますが、何かを選ぶことで他の選択肢を捨てることになります。
自分の場合、まだ結婚や終の住処は選択していないのですが、それらに対する選択の不完全性を、きっと「運命の出会い」や「住めば都」といった言葉で補完しようとすると思います。
選択して自分を騙しながら生きるのか、完全な選択なんてないと、選ばないということを選び続けて、絵に描いた餅を夢想しながら生きるのか、どちらにせよ幸せにはなれない気がします。
(だとしたら傷が浅い方を選ぶべきでしょうか)
こんなこと他人から聞かれたら、私の場合は一生迷ってろよと呆れるのを承知の上で聞くのですが、選択することに対するご意見、ご認識お聞かせ願えれば幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人生、「選び」しかない。
人生訓として
「選択肢は困難な方を選びなさい」とか
よく聞きますが
これなんかも
望む結果が得られなくても
経験値は上げられるようにする
逆のリスクヘッジなのかな?
なんて感じたりもしています。
結婚や住宅などの大きな選択じゃなくても
日々の食べ物とか歩く順路とか
何もかもが選択しなければいけない訳です。
スティーブ・ジョブズが毎日同じ服装だったのは
服装の選択に煩わせられない為でした。
誰もが望む結果を得ようと選択します。
でもそうならないことがあることも知っています。
そして過去の選択を悔い反省し学んでいきます。
やり直せない選択もあるでしょう。
その時は失敗したと感じたレール上に居ても
また選択の機会がやってきて
今度は上手く行くかもしれない。
その繰り返しが人生です。
「禍福は糾える縄の如し」
選択の結果なんて
自力の及ばない様々な事象も
積み重なってのことですから
望まない結果でも
自分の選択の悪さを悔いることはありませんよ。
そういう流れだったんだと開き直って
次の選択肢に備えましょう。
選択する対象をそれぞれよく調べて他と比較して、さらに自分が優先するものは何かということを考えてみたら、自然に選択するべきものが見えてくると思いますよ。
と言いつつも、私の人生は成り行き任せなところが多いのですけどね。
質問者からのお礼
ありがとうございます!参考にさせていただきます。