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保身に走る弱い自分を変えるには

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はじめてこちらで質問させていただきます。

学生時代、人間関係でいざこざがあり、友達の一人を避けるようなことをしてしまいました。

私と友達との間に直接的に喧嘩等の揉め事があったわけではなく、クラスのリーダー的な存在の人と友達が揉めてしまったので友達がクラスからハブられるような形になったのです。

私だけは友達の味方でいるべきだったと思います。それなのに私は自分の保身を優先して友達を避けました。弱い人間です。

それをとても後悔して今でもふと思い出して罪悪感で辛くなります。

私自身中学生の頃に友達と同じような立場に置かれたことがありました。すごく悲しかったことと怒りで今でも私をハブにしたリーダー的な存在の人のことを恨んでいます。

私はそれを知っていたはずなのに、友達の側にいてあげることができませんでした。
とてもとても悔しいです。

怖いのはまた同じような状況に陥ったときに、一人になってしまった人の側にいてあげられるだろうか、また保身に走ってしまわないだろうかということです。

私はこの通りとても弱い人間です。
どうしたら、集団の力、圧力に流されず自分の意思で行動できるでしょうか。弱い自分を変えたいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

勇気を持って、過去の自分を乗り越えていきましょう!

質問読ませていただきました。

自分が受けていやだったことを他の人にしてしまい、罪の意識に苛まれると共に、自分の弱さに怯えておられるのですね。
心中お察しいたします。

さて、さゆりさんに限らず、人とは弱いモノです。長いものには巻かれたくなりますし、1人で勇気を持って立ち向かうことも、なかなか出来ることではありません。
しかし、自分の行いを反省できるかどうかは、人それぞれ大きく異なります。
ある人は自分の行いを正当化し、「しょうがなかったんだ!」と開き直る方もいらっしゃいます。
またある人はさゆりさんのように深く反省し、「次は同じ事をしない。なんとか自分を変えたい」と強く思う方もいらっしゃいます。

自分を変えたいと思うのであれば、反省して自分を見直すということが必ず必要になります。そして、自分の弱さとしっかり向かい合える人こそ、自分を変えて強くなることが出来ます。
ですから過去の事を後悔するのでなく、過去にしっかりと向かい合えた自分をほめてあげ、それによって自分を変える事が出来る可能性を持てたことに、まずは自信をしっかり持ちましょう!

では次に、具体的にどうすればいいか?
ほんの小さな事からでも勇気を持って始めてみてはいかがでしょうか?たとえば道を歩いてるときに、落ちてるゴミを拾ってゴミ箱に捨ててみる。これだけでも勇気が要ることです。
もしくは困っていそうな人がいたら声をかけてみる。これも勇気が必要なことです。
このように普段から勇気を培うことで、いざというときに精一杯の勇気を発揮できるのではないでしょうか。

そして一番大切なことは「今の辛さを忘れない!」ことです。そして同じような場面が訪れたときに、しっかりとその気持ちや過去を振り返って、過去の自分を乗り越えていって下さい。
それを乗り越えることが出来れば、必ず自分に自信を持てますし、その経験がさゆりさんの人生を必ず豊かにしてくれますよ。

何か少しでも参考にしていただき、過去の自分を乗り越えていって下さいね!

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質問者からのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
しっかりと向かい合えた自分を褒めること、とのお言葉をいただけたこと、少し楽になりました。
具体的な解決策もとても有難いです。困ってる人に声をかけられず後悔したこともあるので、そういった部分から行動していきたいと思います。ありがとうございました。

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