これからの人生
結婚して25年。主人の仕事で悩まされっぱなしです。
主人の家は自営をしており、始めは修行もあり別の会社で働いていたのですが 戻って来て欲しいと言われ戻ったものの廃業。親は免れたのですが 主人は前妻を病気で亡くし医療費にお金がかかり貯金も無い状態からの再婚だった為 結婚して何年かで2人とも破産。
すぐに仕事は見つかって働くも次の会社も社長が亡くなり 廃業になり職を失いました。
その頃で40代になっていた為 就職も厳しく一念発起会社を起こしました。最初は順調に進んでたのですが 経営が苦しくなり その心労もあるのか脳梗塞に。
幸い 後遺症もなく復帰したのですが やはり会社は倒産 そして2度目の破産。
そんな矢先に 主人が交通事故を起こしてしまいました。車は廃車。
この一年 何もかも無くしてしまいました。
50過ぎからの再就職は難しくて 面接を受け 断られが続いて 精神的にも参ってきました。
子供もを後2人 学校を出してやらなければならないのですが先が見えません。
死んだらとも考えましたが 子供達の事を考えたら 出来ません。
主人の見通しの甘さがあるから 経営能力がないからと言ってしまえばそれまでですが こんなにも辛い事は続いて起きるのでしょうか。
盆正月はちゃんと先祖供養にお寺に行き 我が家の神棚にもきちんと毎日お参りをし 手を合わせる毎日を送っているのですが 何か間違った事をしているのでしょうか。
これから どう乗り越え どう考え どう生きていけば良いのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ものみな金色
私ども浄土真宗本願寺派が運営している京都女子大学で宗教を教えておられた徳永道雄先生(現在は名誉教授)は、あちこちで知らないおばさんから声を掛けられるそうです。すると、「おまえ、京女か」と応えられるそうです。京都女子大学で先生の講義を聞いた卒業生が折に触れ、先生と再会しますが、人数が多く、一方通行の講義なので、旧交を温め合う、ということはほぼないそうです。
ただ一方通行の講義を聞いただけの卒業生のおばさんたちは、なのに、先生に一身上のことで相談されることがたいへん多いそうです。「先生、ちょっとお時間をいただけますか」と。
ご相談なさったお一方のお悩みと、あなたのお悩みがよく似ているところがあるように思います。その方の場合、裕福な方と結婚なさいましたが、障害を持ったお子さんがお生まれになったことから、夫婦間、互いの親戚の間に、いわれのない溝ができ、離婚され、お子さんを抱えながら経済的に行き詰って窮地に追い詰められていたとき、徳永先生に再会?され、ご相談なさったということです。
著名な大学教授といえども、もちろんその方の苦しみをパッと魔法使いのように解決することなどできるはずがありません。ただ話を聞いているうちに、その方がご卒業なさる折、先生から「ものみな金色」と書かれた色紙をいただかれたことを思い出されたようです。苦しみに満ちた現実社会を私たちがみると、汚れた、耐え忍ばなければならない世界と捉えがちです。しかし、仏さまの目からご覧になると、一つひとつの事柄や事象が金色に輝いている、ということです。そこに思いが至ると、その女性の考え方が変わっていったということだったと徳永先生がお話になったと記憶します(細部は異なっているかもしれません)。
私を含め、誰でもそうなのですが、困難な現実の問題に直面すると、そこから目を背けたり、別の人やものに責任があるように思いがちです。そうすると、ますます後悔の念やたとえばご主人に対する憎悪が強まり、苦しみが増すばかりになります。仏さまのようにはいきませんが、自分の目の前にある現実に対する見方を変えていくところからしか解決の糸口は見いだせないかもしれません。回答する側も生き方が問われるお答えでした。自分の生き方をかえりみる機会を与えていただき有り難うございました。
質問者からのお礼
ご回答 ありがとうございます。
子供が元気でいる事 優しい子になってくれた事 主人に後遺症が残らなかった事 今日もご飯が食べれた事 幸せに思い毎日を過ごしてるのですが お金が無く食料品を買えない時や お金でどうにもならない時 また心に余裕が無くなり考えがマイナスに戻ってしまい それの繰り返しをしているよう思います。なかなか難しいです。私にも 全てが金色に見える時が来るのでしょうか。
数日前 高3の娘の近所の同級生が自殺をしました。生きるということを本当に考えさせられました。
生きていれば やり直しもききますね。
今日も 1日 頑張ってみます ありがとうございました