母は病気の末、海に身を投げ自殺しました。
祖母も、母も人の道に対する教養は足りませんでした。
そのため、非常に仲が悪く、一緒のお寺、お墓に入りましたが、
あの世でも一緒なのでしょうか ?
一緒なら母がかわいそうです。
そもそも、なぜ一緒のお寺、お墓に入らなければいけないのか ?
二人は成仏したのでしょうか ?
母は病気の末、海に身を投げ自殺しました。
また生まれ変わり、修行でしょうか ?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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極楽浄土では過去のわだかまりは解決
お婆さま、お母さまは、すでに違う生き物として新しい生活をされていることでしょう。
その方々が、極楽浄土に往生できると良いですね。
普通は、生まれかわったら前世の記憶はありませんが、極楽浄土では神通力を身につけ、前世を思い出せます。
ですが、極楽浄土では、自分と他人を差別する感覚がなくなるそうです。
つまり、お婆さまとお母さまが極楽浄土で再開したとして、仲が悪かった過去の記憶があったとしても、極楽浄土では阿弥陀仏のお弟子さん(成仏を目指す修行者=菩薩さま)として、一切のわだかまりなく、仲良く修行できるのです。
また、極楽浄土では肉体の姿形も変わります。金色に輝く菩薩さま。
そして、いずれは修行を完成して成仏できます。
成仏するまで、阿弥陀様が指導してくださいます。
だから、心配はいりません。阿弥陀さまの力で、ケンカをしなくてすむ性格になれるのです。
自分と他人を分け隔てなく考えられる菩薩さまになるので。
で、お墓は、亡くなった方を思い出すための記念碑。
お墓を拝むときは、お二人ともに極楽で成仏を目覚す菩薩さまとなられていると思ってはどうでしょうか。
阿弥陀さまにお任せすれば大丈夫だと思って、南無阿弥陀仏と念仏を称(とな)えていただければ幸いです。
なお、自殺者の9割は「うつ」など、何らかの精神疾患があると言う専門家もいます。
つまり、自殺も病死(疾患の症状で死ぬ)の一種と考えてはどうでしょうか。
誰でも病気になります。
それが内臓の病か、血液の病か、脳・神経の病か、場所が違うから死に方が違うだけ。
追記
まずは、お婆さまやお母さまの生まれかわりの生命が、極楽浄土に往生できるように願って、南無阿弥陀仏と念仏しましょう。
質問者からのお礼
ご拝承致しました。
今はこの世で修行、そして、やがては極楽浄土で修行を続けているということでしょうか。
私には難しい話で、頭の中ではまとまりがつきませんが、祖母、母は別々に修行をしていく。
ということかと思っております。
ありがとうございました。