お坊さんのことが好きになってしまったかも
ご助言をいただけたら、と思い投稿いたしました。
先日久しぶりにお会いした年の近いお坊さんに対して、はじめて恋愛感情のような感覚を覚えました。 そのお坊さんは、20代でまだ独身だそうです。
日々色々な方と出会っても、恋愛対象となる方やましてや一緒に寝たいと思うような方はほとんどいません。
仏教を志すお坊さんに対して、そういった恋愛感情を持ってしまうことや、一緒にご飯に行ったり、一緒に寝たいと思ってしまうのは、自分が煩悩のかたまりのようで、この思いはその方に対して伝えづらいです。
お坊さんでない方の場合、結婚まで見据えなくてもとりあえず付き合ってみるということもできますが、お坊さんの場合はそうもいかないのかな?と思ったり、檀家として一生お付き合いをしていくことになるので振られてしまった場合、その後の関わりが心配だなと思ったりしています。
この思いは、お坊さんに伝えても大丈夫でしょうか?また、一緒にご飯に行きませんかと誘っても大丈夫でしょうか?
拙い文章ですみませんが、回答いただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
人と自分を比べてしまう
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
バットを振らないとボールにあたりません。
プロ野球が好きなので、長年、見続けています。以前に比べると初球打ちが多くなってきています。打てそうな弾が来たら最初から打ちに行くのでないとヒットにならないと考えるらしいです。だからピッチャーも第1球目からフォークボールを投げるになるなど、本当に様変わりしました。
バットを振らないとボールに当たることは絶対になく、ボールに当たらないとヒットになることは絶対にありません。例外はフォアボールくらいで、当たりそこないでもエラーで出塁できるかもしれないので、バットを振るしかないんです。
会って話してみると、案外、つまらない奴でがっかりするかもしれません。それから、このhasunohaにも多く寄せられるお尋ねなのですが、坊さんと付き合ってとんでもない目に遭ったということもあります。同業者にはたしかにとんでもない奴がたくさんいます。しまったと思ったときは手遅れになっているかもしれません。もちろんよい出会いになることも多々あります。
野球がバットを振るところからはじまるように、恋愛も思いを伝えるところから始まるのではないでしょうか。
一人の人間としてお付き合いなさって下さいね
拝読させて頂きました。
わたしもお誘いしても良いと思います。
お坊さんもいろんな人がいます。本当に素晴らしい人もいれば、人を人とも思わない愚か者もいます。
会ってゆっくりとお話しなさってみなければじっくりと観察し価値観や生活感もコミュニケーションを通して理解していかなければその人のことは分かりませんからね。
できればお坊さんだからという固定観念は捨てて一人の人間としてどうかということでこれからお付き合いなさっていくかどうかをご判断なさって下さいね。
また相性もありますし、趣味や共通点もあるでしょうからね。
あわてずにじっくりと観察なさってみてお付き合いなさって下さいね。そしてもしお付き合いなさってみて、あーなんか違うなぁ、ちょっと価値観も生活感も違うなぁ、と思ったら別れることもあることを視野に入れておいて下さいね。いろんなご縁がありますから固執しないで下さいね。
あなたがこれから素晴らしい出会いに恵まれてその方と共にお互いを心から尊重し理解し合いながら関係を深めていかれ、心豊かに共にご成長なさっていかれます様心よりお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうござます。お坊さんだからといっていい人ばかりではないということ、この先気を付けたいと思います。
藤岡様
「野球がバットを振るところから始まるように、恋愛も思いを伝えるところから始まるのではないでしょうか。」というお言葉が、胸にしみました。私は人を好きになっても、自分が傷付くのが怖くて思いを伝えられません。なので、自分から好きになった人と付き合ったことは無いような気がします。また、「会って話してみると、案外つまらないやつで、がっかりするかもしれません。」という部分はなるほどなぁと思いました。私は相手のことを自分の理想と重ねてしまって、現実以上によいと思い込んでしまい、実際の相手と乖離してしまうことがあるので、案外つまはないやつというのは私もそういうこともあるなと思いました。
一向寺 azuma様
「おぼうさんだからという固定観念を捨てて、できれば一人の人間としてどうか」というお言葉を大切にしたいです。その人の人間性を考える前に、お坊さんとしてのその人と考えてしまっていました。また、色々な出会いがあるので、固執しないという部分を心に留めておきたいです。