亡くなった彼に会いたい
愛する彼が亡くなりました。
とても会いたいです。
恋しくてたまりません。
身勝手な未練で「いかないで、ずっと側にいて」と願ってしまう自分がいます。彼が亡くなったことを、まだ認めたくない自分がいます。
①彼とは、仏教でも宗派が異なるのですが(真言宗と浄土真宗)、この先 私が死んだら再会することが出来るのでしょうか。宗派によって、行き着く先が違ったりするのでしょうか。
②もう直ぐ49日を迎えます。その後、彼はどうなるのでしょうか。お墓まいりをしたときに、私を感じてくれることは出来るのでしょうか。心のなかで話し掛けたら、聴こえてくれるのでしょうか。
それとも、この世からは完全に離れてしまうのでしょうか。
皆様には申し訳ないのですが、今まで「死んだら無になるだけ」と思っていました。ただ、その気持ちでは追いかけたくてたまらなくなります。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたは、あなたの宗派の教えで彼と共に救われるのです。
こんばんは。亀山純史と申します。
はじめに、愛する人を亡くされたことに対し、ここに哀悼の意を表します。
さて、宗教や宗派の教えは、科学とは異なり、教えの数だけ世界はあります。つまり、信仰する教えによって世界は変わるのです。たとえば、異なる宗教や宗派を信仰している親子の場合、親は親が信仰する宗教や宗派の教えに基づいて、子どもの有り様を見ることになります。一方、子どもは子どもが信仰する宗教・宗派の教えに基づいて、親の有り様を見ることになるのです。極端な言い方をすれば、親の宗派の教えでは、親は右を向いていても、子どもの宗派から親を見れば、親は左を見ていることになっている、といった具合なのです。ですから、あなたが信仰する宗派の教えによって、あなたは彼と向き合って良いのですし、また、そうあるべきだと思います。
最後に、浄土真宗の教えを踏まえての、私自身の回答をさせていただきます。
①宗派が異なるのですが、この先 私が死んだら再会することが出来るのでしょうか。
-私たちが往く浄土は、「倶会一処」と言われ、再び会うことが出来る世界です。
②もう直ぐ49日を迎えます。その後、彼はどうなるのでしょうか。お墓まいりをしたときに、私を感じてくれることは出来るのでしょうか。心のなかで話し掛けたら、聴こえてくれるのでしょうか。
-彼はすでに仏様のところに往かれております。そして、再び私たちのために、この世に働きかけてくれています。
以上が私からの回答です。少しでもお役に立てれば幸いです。
これからもその方と共に
拝読させて頂きました。
大切な彼が突然お亡くなりになりあなたは深く悲しまれておられることでしょう。あなたのお気持ちをこころよりお察し申し上げます。
その方が仏様に救われて仏様のもとで心から安らかになられます様にとこころよりご供養申し上げます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
その方は必ず仏様がお救いなさって下さいます、そして親しい方々やご先祖様方に迎えられてこころから安心なさり皆さんとご成仏なさいます。
あなたとのご縁はこれからもずっと続いて参ります。
その方はこれからもあなたやご家族の皆さんやご縁ある方々をいつも優しく見守って下さいます。
あなたのことをこれからも優しく支えて寄り添って下さいます。
どうかあなたはその方をこころを込めてご供養頂きながらあなたの思いをその方にお伝えなさって下さい、必ずその方はあなたの思いを優しく受け止めて下さいます。
その方にとってあなたとのご縁はとても素晴らしい出会いであったでしょうし、共に過ごした時間はかけがえのない幸せな時であったでしょう。
あなたはこれからもその方と共にあなたの人生を生きていかれるのです。
どうかこれからもその方と共にその方の思いを心の中で大切になさり、あなたの人生を豊かなものとして生き抜いて下さいね。
まだ遠い先のことではあるでしょうが、あなたがその天寿を全うする時には必ず仏様があなたをお道美なさって下さり、その方やご先祖様方に迎えて頂くことでしょう。そして共に喜びを分かち合うでしょう。それまでその方はいつもあなたを守っていてくれるのです。
どうかこれからもその方のご縁を大切になさって下さいね。
あなたがこれからもその方とのご縁を大切に生き抜いていかれます様心よりお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
お心、ありがとうございます。
離れ離れになるのは、寂しいです。
でも、49日を迎え彼が極楽浄土にてきちんと迎え入れてもらえたなら、またきっとお墓まいりの際に会いに来てくれると信じたいと思います。
私もいつか そちらに行けたら、その際には抱きしめて「頑張ったね」と言ってもらえるよう頑張ります。