親に甘えてばかりいます。
私は両親に子供の頃からたくさんの迷惑と心配ばかりかけて生きてきました。
現在も独身で実家暮らしです。
私のパートとしての給料は極僅かで、自分の支払いに消えて家には殆ど入れる事が出来ていません。
なるべく家事を手伝うようにはしていますが、情けない話ですが食費等や欲しい物があれば親に買ってもらっています。
その上、わがままや不満を言ってばかりとかなり性格が悪いです。
長女なのにしっかりせず親に甘えてばかりで、親孝行を何一つできていません。
親不孝でわがままな自分が本当に情けないです。
どうしたらいいか分からずにいます。
どんなお言葉で構いませんので、そんな自分にお返事を頂ければ嬉しく思います。どうかお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなただけの責任じゃありません
ご両親に申し訳ないとお思いになっているのですから、あなたはやっていける可能性があります。それにまだ30代じゃないですか。希望を持つことです。
現在、経済的に自立出来ていないということですが、それはあなただけの責任じゃありません。なんといっても失われた20年なのか30年なのか期間は分からないけど、政治の貧困が国民の貧困をもたらしているのが大きいです。他の国は先進国であってもたとえばフランスはGDPが2倍になっているのに日本は1990年代初頭からほとんど成長していません。日本だけ置いてけぼりをくっているのは明らかなのですあなた。そのためあなただけじゃなく多くの国民が苦しんでいるんです。自分を責めても解決にはなりません。
じゃ、どうするかですが、たぶん以前、運動などをお勧めした記憶があります。体力と頭脳の両面において運動は大切だからです。体力と知力がなかったら世の荒波を越えられませんからね。
今回は、笑いをお勧めしたいです。笑いはひとをポジティブにする心の栄養です。実は今朝、NHKの心の時代の再放送で仏教学者のケネス田中先生のお話を聞きました。先生はユーモアと駄洒落をふんだんに取り入れつつ仏教を語っておられます。楽しくなって話の本題にも引き込まれます。しかし、先生の少年時代は辛いものでした。辛いなぁ、と思うときほどよく笑い、ユーモアのセンスを磨くことが重要だという一般論が正しいことを教えられました。
住職の息子さんだった植木等さんは、「カネのない奴は俺んとこへ来い、俺もないけど心配するな、見ろよ青い空、白い雲、そのうちなんとかなるだろう、ハハハハ」と歌っています。根拠のない明るさみたいなものが、あなたにも私にもみんなにも必要なんだと思います。根拠のない楽観性をもってみるのもよいことなんだと教えられます。
質問者からのお礼
藤岡俊彦様、温かな御言葉ありがとうございます。
運動をしたり、楽観的にいる事が大切なんですね。
なるべく心がけていきたいと思います。ありがとうございました。