交通事故加害者家族
高齢の僕の父が交通死亡事故を起こし、罪悪感を感じ精神的に辛いです。父は逮捕されなかったんですが、事故当日より全て被害者家族様への連絡と謝罪、保険会社への連絡そして、その後の被害者家族様との連絡と後日の直接の謝罪を両親と僕とで行ってきました。
そして、告別式があるのですが被害者様からは目立たない様に出席しても構わないと言われ父と僕とで出席しようと思っております。
その際、香典は父と僕の名前で別々に持っていこうと考えております、また香典返しは辞退の旨を申し出るつもりです。
このような考えでよろしいものでしょうか。
また、告別式が終わったあとは49日まで被害者家族様には色々とあるとは思いますが連絡を取らない方がいいのでしょうか。
加害者家族として、本当に申し訳なく思っており、一生忘れずに償っていかなければならないと思ってます。
お坊さんからの回答 2件
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細かいことはともかく誠意をもって
私も田舎に住んでいて、運転は毎日しています。長距離を移動することもたびたびあります。だから、危ない目にも何度もあってきました。というかあわせてしまいました。だから、いつも反省しています。いつ大きな事故になってしまうか分かりません。
お参りやお詫びなどについては、細かいことはともかく、誠意をもってご遺族に接していかれたら、それは伝わっていくと思います。誰も事故を起こしたくて起こす人はいません。皆さん、それはよくお分かりのことと思います。当事者のお父様だけでなく、ご子息のあなたも同席されるのでしたら、お詫びのおこころが伝わらないはずがありません。
一度しかない貴重な人生を終えた方があるのですから、そのことをよく考えてお参りされたらそれが最高の謝罪の形かと思います。
それから、これはいま申し上げることじゃないかもしれませんし不謹慎に受け取られるかもしれません。しかし、このことが心の傷になって、自分は笑っちゃいけないんじゃないか、人生を楽しんではいけないのではないか、とずっと思い続ける方があります。被害者のことを思えば、そうなってしまうのでしょうが、それは亡くなった方の望んでおられることではないでしょう。ワザと事故を起こす人はいないのだから、加害者とされる方やそのご家族から一生涯喜びと楽しみを奪いたいとは亡くなった方も思っておられないはずです。
亡くなった方の分まで充実した人生を送られることが、亡くなった方とご遺族の思いにかなうことなのかもしれません。
相手の身になってご対応なさってください
拝読させて頂きました。
事故によりお亡くなりになられた方が心から安らかになられますようにと切にお祈りされて頂きます。
ご家族の方々も筆舌に尽くしがたい悲しみや寂しさやショックを受けていらっしゃるでしょうからね。
事故を起こしてしまい人を傷つけてしまったことをお父さんもあなたも心から反省なさり、神仏やご先祖様方に懺悔し、お亡くなりになられた方やご家族の皆さんに心から謝ることが大切ですね。
謝り方はいろいろあるかとは思いますが、やはり相手の身になってお考え頂きながら誠実に誠意をもってなさることですね。
あなたのお気持ちとしてご辞退なさることですが、一度そのようにお話なさりそれでも返礼があるならば素直にお受け取りなさることです。
49日忌までは様々対応があるでしょうから相手の方のご様子を見計らいながらこれからもずっと心から謝りそして心からご供養のお気持ちを捧げていくことが大切かと思います。
大切な方を突然亡くされた方々はその悲しみや辛い思いを抱えていらっしゃるでしょうから精神的にも追い込まれていらっしゃるでしょうから、どうぞ思いやりながらお話なさってください。
あなたもお父さんもおつらいとは思いますけどもどうぞお互いを思いやりながらこれからも助け合って下さいね。
そして本当に車の運転についてはご注意頂きます様切にお願い申し上げます。
お父さんがどのような状況かはわからないですけどもやはり運転は二度となさらないことです。
本当にお亡くなりになられた方が心安らかになられます様に、ご家族の皆さんが心穏やかにご供養なさり毎日を安心して生きていかれます様にと切にお祈りされて頂きます。
そしてあなたやお父さんもお互いを思いやりながら心を込めてご供養なさり、穏やかに生き抜いていかれます様にと切にお祈りされて頂きます。
質問者からのお礼
ご回答のお礼の返事が遅くなり申し訳御座いませんでした。
本当に回答した内容をみて、寄り添う回答で1人であれこれ考えていたので、気持ちが少し救われた気がしました。しかしながら被害者様が一番辛い喪失感や、やりきれない思いや苦悩あるのに、自分の心の中に、自分が納得する何かを求めていたのかもしれません。今回のお二人の回答で改めて人の気待ちや、命の儚さ、運命、そして人としての心のありようを改めて考えました。
本当に、ご回答ありがとうございました。