昔の恋人の死が悲しくて辛いです
30年前にお付き合いしていた方が亡くなり目の前が真っ暗になり、当時の楽しかった思い出を鮮明に思い出し涙が止まりません。夢にまで見る程です
夢では私の事を心配しているし、いつも側にいて護り、私が人生を生き抜き寿命が来た時には迎えに来ると言っていました。
亡くなった人が夢に出てこの様な事を言うことはあるのでしょうか?
私の心が作り出した夢なのでしょうか
部屋で1人の時に彼が吸っていたタバコのにおいがする時は彼が来ているのでしょうか?私はタバコは吸いません
そして彼に対して私が出来る供養はどの様な事がありますか?
今は当時激しい性格だった彼は人の恨みを買ったり、誤解を招いてしまっていたので毎晩彼の為にお香を焚いて彼の業が少なくなるように祈っております。
彼が眠るお墓へ行くことも出来ない、表立った事が出来ない私にどうかお知恵をお与えください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
よほどお好きなのですね
よほどその人を愛しておられたのですね。あなたは50代ということですから私と同世代だし、その男性もたぶんそうなのでしょう。自分の20代の頃を思い出しながらお尋ねの文面を拝読していました。
さて、夢のなかにその男性が現れて、「あなたの人生を護り、命が終わる時には連れに来る」と告げられるのは、私たちの宗祖、親鸞聖人が29歳のとき、観音菩薩の夢のお告げと同じ内容です。その時点で親鸞聖人はすでに奥さんに出会っておられたのかどうか歴史的には分からないのですが、あなたのお話を読んでいると、既に出会っておられたのかなぁ、と思ってしまいました。よほど好きじゃないと見られない夢ですから。恋愛ってすごいものだなぁと感じずにはおられません。
ところで、先に亡くなった大好きな人や、両親、配偶者がいわゆる「お迎え」は終末期に人がたいへんよく見るもので、珍しい現象ではありません。ただ、それが自分が作ったイメージの世界なのか、本当に亡くなった人がお迎えにきてくれるのかは、分かりません。でも、それは重要じゃなく、そんなふうに見えることで、亡くなった方と一緒にいられる、迎えてくれる、何も心配ない、護られていると思える感覚が大事なんですね。こうした感覚がある限り、彼はあなととずっと一緒にいてくれると思って生きていけます。素晴らしいことです。
供養の仕方について、決まった形はありません。今のようにお線香を炊いて、彼の周囲にいた人に申し訳ないと懴悔すること、彼の死後の安寧を願うことはよいことです。立派な供養であるといえます。ただ坊さんの私としては、あなたの御宗旨、または彼の御宗旨のお寺にお参りなり、お経をお勤めし、お坊さんのご法話を聞いて下さったら、と思います。仏教の良さを知る機会を彼が与えてくれているわけですから、仏縁を大切にしてくださったら、と思いますこうすることがお墓参り以上に、彼との出会いなおしの機会になるものと思います。
質問者からのお礼
藤岡俊彦様
温かな回答ありがとうございます。
親鸞聖人と観世音菩薩のくだりには驚き涙が止まりませんでした。
これからの人生目には見えませんが大好きだった当時のままの彼が護ってくれていると信じその時まで明るく、人に優しく生きていこうと思いました。
この年齢になるといつお迎えが来るか分かりませんので常に部屋や持ち物の整理整頓を心掛けなくては。
供養は今まで通り毎晩のお香と祈りを続け涙が出なくなったら彼が眠るお墓とお寺にお参りしようと思っています。
追善供養をお願いしたいですが、彼の眠るお寺は浄土宗なので追善供養は無いみたいで、、、お寺でどうしたらよいか伺ってみます。
ありがとうございました
藤岡俊彦様
温かな回答ありがとうございます。
親鸞聖人と観世音菩薩のくだりには驚き涙が止まりませんでした。
これからの人生目には見えませんが大好きだった当時のままの彼が護ってくれていると信じその時まで明るく、人に優しく生きていこうと思いました。
この年齢になるといつお迎えが来るか分かりませんので常に部屋や持ち物の整理整頓を心掛けなくては。
供養は今まで通り毎晩のお香と祈りを続け涙が出なくなったら彼が眠るお墓とお寺にお参りしようと思っています。
追善供養をお願いしたいですが、彼の眠るお寺は浄土宗なので追善供養は無いみたいで、、、お寺でどうしたらよいか伺ってみます。
ありがとうございました