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亡くなった姑に対する悩み

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今年の6月終わりに姑が68才で亡くなりました。アパートでの孤独死でした。

去年の10月ぐらいに、姑の調子が悪いとアパート管理人から電話があり検査の結果、腰の骨が折れていました。

その当時、姑はパートを辞めたばかりで保険証の切り替えをしておらず、無保険の状態。今から私が取りに行くから!ということで無理やり診察をしてもらいました。即入院ということでしたが、個室しか空いてる部屋がありませんでした。そのため、姑は必死に入院をいやがり、看護士さんに悪態をつく始末。半ば医者に怒鳴られて、追い返されました。

仕方なく、病院をでて、アパートまで連れていきました。始めて中に入ったのですが、中はゴミ屋敷状態でした。部屋からはタバコのやにわにの臭いが強烈に漂い、至るところに栄養ドリンクのビンが転がっていました。とりあえず、場所をつくり保険証の切り替えに部屋をでました。

役所に出向き、保険証を社保から国保に切り替え、今の事情から包括支援センターに電話するとよいと教えていただきました。そこのつてを頼って、なんとか空いてい整形外科を見つけて入院。

義姉が、通帳を預かったそうですが、残高は0、10万ほど借金があったようです。また、年金が月8万ほどしかなく、家賃が3万円。月に5万での生活。退院後、3ヶ月義姉のところで療養アパートに帰ってきました。

部屋は義姉が綺麗にしたそうです。

お金のことが、気になってはいましたが、昨年、祖母、姑の母が亡くなり、70万ほどでしたが遺産があると聞いていました。そのため、急には困らないと思っていました。主人には、生活保護の申請をしたらどうだろうか?援助したらどうだろうか?と相談していましたが、大丈夫、の一言でした。昔は家事をしていた、ケガがなおったから大丈夫だと。でも、部屋の様子は、かなり前からセルフネグレクト。

でも、もし私が口を出せば、全てを任せきられることはわかってました。入院中も一人で面倒をみたから。介護を入れるにも、先立つものがいる。私には四人の子どもがおり、金銭、時間的にも姑の面倒までは無理でした。

あの時、皆に反対されても包括支援センターに電話して、生活保護の申請をすれば、亡くならずにすんだのではないか?もっと、まともな生活ができたのではないかと悩んでいます。

もう、亡くなったのだから...とは思いますが後悔の思いがあります。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

❝過去はやり直せないが、見直すことはできる❞

誰でも、亡くなった身内(姑といえども…)を前にして、「あの時ああすれば良かった・・・」「他に方法はなかったかな・・・」などと、後悔するものです・・・。
特に、貴女は「お優しい」ようなので・・・(そのように感じます)。
でも、済んだこと・終わったこと、をいくら後悔しても、意味ありません。
姑さんが、「どのような人生」を歩まれたのか分かりませんが、姑さんなりに「満足」した終わり方ではなかったでしょうか・・・。人間「理想的」な終わり方はありません。その人が選んで歩んだ道ですから・・・。姑さんも、キット「我がまま気ままな人生だったけど、これで良かった」と満足して、極楽浄土に往かれたと思います。
❝過去はやり直せないが、見直すことはできる❞と言われます。今からは、姑さんとの「楽しかった(!?)」思い出を胸に、ご主人やお子さんを大切に歩んで下さい。
なに、全然ない?・・・😅。とすると、まず「一つでも」思い出して下さい。一つくらいはあるはずです・・・(笑)。
そして、子供さんに「お祖母ちゃんはこんなことしてくれたんよ」って言ってあげましょう。さらに、お祖母ちゃんは亡くなったけど、「どこかからいつも見守ってくれているよ。お祖母ちゃんが喜んでくれることをしようね。悲しむようなことは止めようね」と語りかけて下さい。そのことが、貴女ができる「最高の親孝行」です・・・💛。合掌

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ありがとうございました。生前からずっと、そのことを悩んでいました。いろんな方面の方に相談しましたが、生活保護を受けさせることしか現状を回復する道がありませんでした。ただ、言い出しにくく、主人や義姉はそのことには目を伏せているといった状態でした。

お盆と正月以外はほとんど行き来はなく…子供が小さい頃は近所でしたので、おでんを持ってきてくれたり。優しいところもあったのですが、しばらくぶりに見る姑は、大変なことになっていました。

今更ですが、どうにもなりません。もし、生活保護を受給し、ソーシャルワーカーさんなんかを入れても、近所の手前相当、嫌がったかもしれません。部屋のかたずけをしに行くと、監視するおばさんやどことなく様子をいつも見られている様子がありました。

うちの親よりもまだお若いから、この前までパートに行っていたので、元気なものだとばかり思っていました。後悔はつきませんが、もう、どうにもなりませんよね。

小さい頃の、シャキシャキしていたころの姑を思い出しながら、手を合わせようと思います。

ありがとうございました!
極楽は良いところだと聞きます。きっと楽しんでることでしょう。

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