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中絶してしまった子をまた授かりたい

回答数回答 2
有り難し有り難し 49

3日前に中絶してしまいました。

自分で選んだ決断ですが、
もうお腹にいないということを痛感し、
ものすごく後悔しています。
またその子に会いたくて
会いたくて仕方がないです。

中絶した子がまた次、
自分の子に産まれてくれることは
あるのでしょうか?

今はどうしているのでしょうか。
私をきっと恨んでいますよね。

でも、会いたいです。
次もし、お腹に宿ってくれるのなら
もっともっと愛して大切にしてあげたいです。

この喪失感、この苦しさは
一生続いていくのでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

これからも共に

ご相談拝読しました。

辛い決断をされたのですね。どうにもならないご事情もあったのでしょう。あなたの中でその時に出来る限りのことを考えての決断なのです。まずはその決断をして実際にそうしたという事実からまた立ち上がっていきましょう。

何度も何度も強く激しく考えての決断だったはずなのに、今はその決断から「本当にこれでよかったのか…」という揺れ戻しの中にいるのではないかと思います。

それは当然です。極めて自然な反応だと思います。ここhasunohaには何年経っても中絶のことについて何度も質問を繰り返される方もいます。

皆さん何を考えるかと言うとやはりその子の気持ちや、今どうしているかです。

悲しかったのか…恨んでいるか…苦しんでいないか…

これは「事実」としては「わからない」としか言えません。でもわからないからこそ、どうとでも考えられてしまう。だからいつまででも考えてしまう。

その時にきちんと確認しておかなければいけない事は、

それはその子がしていることでなく、自分がしていること

だということです。こちらが勝手にああではないか、こうではないかと思いはからっている。
それはその子を思う気持ちを通しての事ですが、その底には罪悪感やモヤモヤなどから逃れたい、解放されたいというものがあるのかもしれません。

自分で自分を責めた方が楽な時もあるかもしれません。何か自分を罰しないといたたまれないこともあるのかもしれません。

でもそれはけしてその子がしていることでも望んでいる事でもないのです。

喪失感や悲しみは尽きなくとも、あなたはあなたとして生きていかねばなりません。あなたがあなた自身を受け止めて生きることが、あなたの中でその子を生かすことになってきます。

それはけして楽になる事でも、考えずに済むようになることでもありません。自分の事実として受け止めていけることです。

人生やり直しはできません。でも見直すことができます。受け止めることができます。取り戻すのでも、やり直すのでもありません。

あなたのその子に会いたいと思うその気持ちが、あなたが本当に願う世界を明らかにしてくれます。その世界に生きていきましょう。その子と共に。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

その子は成仏しております。

やむにやまれぬ中絶だったのでしょう。
でも後悔が無くなることはないでしょう。
キツイですが
喪失感は一生背負っていかねばなりません。

さて中絶してしまった子についてですが
私は浄土真宗なので
阿弥陀如来に救われて
成仏していると信じています。
ですから生まれ変わることはありません。

例え様々な思い(恨み辛み等)があったとしても
阿弥陀如来がみな浄化してくださいます。
そういう清らかな仏さまに成って
今後もあなたや次の子を見守ってくれていると
思っています。

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おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
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