強がりでプライドが高いのを治したい
プライドが高く、つい意固地になってしまうところや、強がってしまうところがあり、生きづらいです。
特に、そのせいで仕事中に余計な作業をしてしまったり、余計なストレスを感じてしまったりしています。
昔に比べればだいぶ改善してきたのですが、元々の性格が意固地なので、気を付けていても、
油断するとそれが表に出てしまい、自分でも、子供っぽいな、変な奴だと思われただろうな、いつも気を遣って笑顔で頑張っていたのに意味がなくなってしまったなと、自己嫌悪してしまって、そのことが頭から離れなくなり、苦しいです。
素直になれない原因は、生来のプライドの高さもあると思いますが、根底には、自分の悲しみや自分の正直な気持ちは否定される、認められないのだという意識があるからだと思います。
両親とは今は仲がいいですが、親元を離れるまで、いつも気持ちや行動を否定されていたように感じていました。
今、結婚して親元を離れ、振り返ってみても、父や、特に母に、自分の気持ちを受け止めてもらえたと思えたことは、ほとんどありませんでした。
いつも、乱暴に自分の中で自分を正当化して、慰めてあげて、自分だけで自分を分かってあげて、そうやってどんどん乱暴な考え方をするようになって、
いつも心が荒れていて、孤独で、
どんなに自分の正直な気持ちであっても、また否定されるんだと思って、気持ちを閉じ込めてしまって、
人からよく、何を考えているか分からないと言われるようになりました。
そう言われると、自分の気持ちは絶対誰も受け止めてくれないのに…と、心の中で思います。
もっと素直に、自然に人と心が通じるようになりたいです。
良いのか悪いのか、これから先の不安要素にとらわれてしまい、悩みやすい、落ち込みやすい
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
無駄なものはひとつもない
枕元のお花さん、はじめまして。質問を拝読しました。
枕元のお花さんは、ブライドが高く意固地になってしまったり、強がってしまったりすることがあり生きづらいと感じているのですね。そして、生きづらさの原因は枕元のお花さんが気持ちや行動を否定されてきたからだと思うのですね。
枕元のお花さんが感じる孤独感に共感して回答いたします。
私も両親に理解されたと感じることができず孤独感にさいなまれました。今でもそういうところがあります。気持ちを閉じ込めてしまう感じ、よく分かります。
空海の名言に救いを求めてみると、こんな言葉がありました。
「優れた医者の目には道ばたの雑草も薬草に見える。宝石が分かる人にはただの石の塊も宝に見える」
つまり、物事が分かっている人にはこの世に無駄なものはひとつもないと空海は言っているのです。
高いプライドや意固地になる性格、強がってしまうクセなんていらないと思いがちです。でも、プライドは私たちを引き立たせることがあり、意固地になる性格は最後まで諦めない性格になります。強がってしまうクセは相手に不安を与えない振る舞いになるでしょう。
素直なことは良いことです。でも、プライドや意固地、強がりも無駄なことではないのです。この世で無駄なことはひとつもないのですから。
質問者からのお礼
中村太釈さま
お早いご回答をくださり、有難うございます。
ご回答を拝読して、私の性格が変えられないならば、活かせるよう、上手くバランスを取っていけるようになれればな、無駄じゃないよな、と思えました。
失敗を、性格のせいにしていてはいけないと思いました。
どんな性格でも、その性格に折り合いをつける為の習慣を自分で考えていくことが、成長なのかもしれないと思います。
有難うございました。