hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

その後再構築のために

回答数回答 1
有り難し有り難し 10

先日も助けて頂きました。
ありがとうございました。

その後、別居中の主人と会い、話し合いをすることができました。
私のしたことは夫婦の中で一生消えない、
もうお前を愛する気持ちもない、
子どもがいなければ離婚していた、
上の子だけなら親権を争ってでも離婚していた、
今私のお腹にいる子も正直俺の子だと信用できない、
それでも出産までは父親として旦那として放棄することもできない、
片親育ちだけに尚更家族を大事にしてきたのにこんな仕打ちはない、
どの家庭より家事育児仕事全力でやってきたのに、
こんな状況でもやっぱりお前とできた家族は大事にしたい、
など、私が不倫を打ち明けた後の1ヶ月半の間の主人の気持ちを聞きました。
私は言葉を発するのが怖くて下手に何も言えず、ただただ謝り、やり直したいとしか言えませんでした。

上の子を出産育児して仕事もして、あんなに家族を大事に思って主人と子どもと笑い合う生活が幸せだと思っていたのに、いつから過ちに気付かず間違った方向へ向いてしまったのだろう。
なぜあの時…と、後悔と罪悪感ばかりぐるぐる考えてしまいます。
これが自分の過ちを背負って償っていくとゆうことかと、胸が苦しくなり、動悸のような発作のようなもの感じています。

お腹の子を出産後、主人と家族4人でやり直す方向へ向かって話しが進んでいます。
お腹の子も間違いなく主人の子ですが、主人は立ち合い出産はできない、外で待ってるからと言うので、私もけじめとして、一人で生む覚悟です。
生まれて顔を見て俺の子だと安心できたら、私の過ちを受け入れて、男として二度と口にしないように努力するから、やり直そうと、言ってくれています。

もう二度と家族を苦しめない、自分も大事にする、これから妻として母として、やり直す上で自分を見直し、何をすればいいのか、ノートに気持ちを書いて整理しても、自業自得なのに余計に苦しくなります…。
主人とはまだまだ話し合いが必要だとも思いますが、気持ちを言葉にするのが怖くなり何も言えなくなります。
でもそれでは何も伝えれない、夫婦前向きにもなれない、理解し合えない…。
シタ側の私の言葉で苦しめたくないですが、夫婦再構築にむけて正直に真っ直ぐに伝えなきゃと思う程、涙になってしまいます。
主人は私のためにキツい言葉でも気持ちをぶつけてくれました。
私も気持ちをぶつけていいですか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

どんな気持ちを?

こんばんは。先日の問答も拝見しました。
読んでいる中では、あなた全面的に悪いようにも読めるのですが、そして深く反省して、これからの生き方の糧にしようとしていることは分かるのですが。
「自分の気持ちをぶつける」、ぶつけるという表現には些か引っかかります。
今回のことを通じで、あなたが考え、あなたが感じている=ここに書かれたような「気持ち」をお伝えするのは良いと思います。それこそ「再構築に向けた、前向きな気持ち」でしょう。
しかし一方、あなたが道を誤るに至った間には、そうなるだけの苦しさや悲しさがあったのだろうと推測します。
「俺は一生懸命やってきた。他のどの家族よりも」という言葉は、旦那さんの自負ではありますが、それであなたが満足だった、幸せだったかは別です。「あなたはそういうけれど、私にはこんな寂しさがあった」…そういう気持ちであれば「ぶつける」という動詞に相応しいように感じるのです。
なので、「再構築に向けた前向きな、今の気持ちを伝えたい」のか、「過ちに至った私の抱いていた貴方への気持ちを伝えたい」のかによって、お答えは変わってくると存じます。
前者であればどうぞ。「今の私はこう考えています。頑張りますね」ということですものね。
後者であれば…「でも私だって寂しかった。あなたのココが嫌だった」というものであれば、しばらく時間をおいた方がよろしいと思います。それを攻撃と受け取る可能性があるからです。「しばらく」というのは、子育てが終わる頃です。「この子は本当に俺の子なのか?」という疑問は、なかなか消えないでしょう。下のお子さんが思春期を超える頃ではないかと思います。
「それは無理!」でしょうか。であれば、不満という形でぶつけるのではなく、逆に感謝という形で「こういう時、私は幸せを感じるのよ」というのを伝えていくことです。じっさい、「不満を避ける」よりも「幸せにつながることをする」方が、お互いにとって良いように思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

お返事が遅くなり申し訳ございません。
温かい回答、ありがとうございます。
私が間違った道に入ってしまった原因、日頃の小さな不満や苛立ちは、今思えば、幸せな家庭だったからだと感じています。
確かに、主人は一生懸命家庭に尽くしてくれていました。
お腹の子も、タイミングを測りながら、お互い共働きで疲れて喧嘩になりながらも、更に子どもが欲しくて、上の子に兄弟を作ってあげたくて、幸せになりたくて、頑張った子です。
なのに、私はこうなるとわかっていながら止めることもできず…
ここ約2ヵ月、主人と離れ、どれだけ支えてもらい、賑やかな家庭を守ってくれていたか、子どもに愛情を注いでくれていたか、痛感するばかりです。
少しずつ、やり直すために連絡を取り、子どもの様子も伝えたり、やりとりをしています。
様々な葛藤の中、お腹の子の名前も考えてくれています。
お腹にストレスを与えてしまい苦しい環境でも元気に育ってくれている分、漢字や意味や画数まで調べて、願いを込めて考えてくれています。
私にはもったいないぐらいの主人です。
これからは、感謝や日頃の挨拶などもきちんと伝えて、家族だけを見て妻として母として償います。
いつか子どもが成人して巣立った時、夫婦2人になった時、離れないでよかったと、ありがとうと言ってもらえるように…。
今まで一緒に過ごしたきた10年の絆をこれ以上壊さないよう、主人の心をこれ以上殺してしまわないよう、家族を壊さないよう、あと20年、30年、死ぬまで、生まれ変わってもまた出会えるように、主人に、家族に、尽くしていきます。
まずはお腹の子を元気に生んで、主人を安心させてあげたいです。
そこからが夫婦の再スタートですよね…。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ